2010-3-1[月]ありすとBOBO(川崎康宏)読了

川崎康宏『ありすとBOBO』いまごろ読了(書店で見かけて知ったのが昨日)。 「ラ、ラブコメよ、ラブコメ。でも、ちょっとだけラブコメじゃないの」 と言ってみたくなる (某PG格言を久しぶりにみて。その元ネタは実はやってないけれどヤっぱ何にでも使えるテンプレートだなぁ... ああ発売日って2週間ほど前だったのか、時期はずした模様)。 いや、言ってみただけです、相変わらずの作風で(ちょっとじゃなくて十分)、クマが主人公。 ええ、Aliceの続編の様。 内容的にはAlice未読でも前作が存在するなんておもわないだろー程度に 独立してるので(もっと匂わしてくれてもいいのに) リメイクの可能性も浮かぶけれど、 作者BBS で1週間くらいしかたってないと書かれてる:) なにげに重要情報の出るBBSです。 続刊もすぐらしい...念願の3巻突入できるのでせうか(変則換算だけど)。 ぜひつづいてほしいなあ。 Aliceのほうは中表紙すばらしいのに表紙が大人しくて勿体なかったけど、 今回は絵もオビもよかったし。 なんというか騙されて(語弊大)買う人もいてくれそうな、で。

鮎川はぎの『横柄巫女と宰相陛下1-3』言葉足らずで失言通りこして横柄に見られてしまう巫女見習いが王位継承問題に巻き込まれる話(1巻)。わりと王道の少女小説か。 すぐさま続刊に手を出す程度には気に入ってしまった模様。 己にしては珍しく特定の声で読めてしまってるし(ナガトでなく千秋).

那須雪絵『魔法使いの娘(8)』最終巻。 こういうラストをかける人なんだよなあ。 エビアンワンダー(おがきちか)と近いものがある、ってか、 視点的に似てるのか。細かくみると結構違うんだけれど... というか素直な少年(スカとかハリとか内沢とか)は描く気ないのかなあ。 ああ悪い方向にそのまんま年食ったのが無山なんだろーけど、 挫折してヒネてしまった野郎ばかりのような。

(新刊嬉しくてついひさしぶりに書いてみたけど、やっぱりシンドイ。 前のは選択なんて考えず無差別だからかけてたんだなあ)