気が向いたらメモをとろ 2003 

数週間単位の(おもに読了)メモのよーです。




 2003-1-2 

あけましておめでとうございます。

今年の目標は、せめて月二回くらい更新しよ、だな。 イヤ、できそーになくても宣言しとけば少しはマシになるかも、と^^;。 更新間隔一ヶ月以上あくと、何読了したか忘れてしまってたりで。
あと、読了メモは★評価(MAX5つ)もつけよーかな、と。 無理にツマラン一言書くのに悩むよりかラクだろーと安易な考えだけどね。 (とりあえず書き損なってた12月の読了メモは2002/12/31で付加と)

 2003-1-19 

東浩紀 『動物化するポストモダン』。 データーベース消費などなど最近の基礎知識として…なんてわけなく^^;)。 己にもわかる言葉でエヴァ以後のオタク社会を解説してくれてる。 つうか己の位置づけが浮き彫りになってたのし、てか。 ギャルゲー解説とかは、お仕事的にもなかなか興味ぶかい解説なんだしで。 ★★★★★

小川一水 『強救戦艦メデューシン(上)』。 大型医療航空機で激戦地に赴き、救命活動を続ける看護婦を主人公にした話。 ★★★★★

新城カズマ 『星の、バベル(上下)』。 南洋の小国で長年続いた反政府活動組織と政府との和解に漕ぎ着け やっと平和がおとづれるその矢先、柔和派のリーダーは 襲われ、同じ頃警察もテロに会い… 結果は哀しい馬鹿たちの罪な話、ってことで 主人公たちのやったとんでもな犯罪を思うと 最後は償っていないようにもおもえるけれど。 堪能 ★★★★★

東野圭吾 『ゲームの名は誘拐』。 GOする直前に企画を降ろされた主人公は、 やけで降ろした張本人宅を見に行ったところ、 丁度壁を越え一人の少女が屋敷から出てきて… 主役三人がやな男やな女のみ、っていう、 ブルータスや美しき凶器とかと同系統な苦味の作品。 面白かったけれど、登場人物がこんなんだとやっぱり 後読感はイマイチになってしまうよなあ。 まあ、確信犯的にやってるんだろうけれど。 大ねた的には山荘2作の変種ってとこですかね。 しかし、主人公の状況からいって、常時接続していない というだけで、ものすごく作品が古く感じてしまうもんだなあ。 ★★★

笹本祐一 『ほしからきたもの。(1~2)』 笹本版ロケットガールっていったら駄目だよなあ。 さて設定年代がどう利いてくるんでせうか。 ★★★

JET/江戸川乱歩 『黒蜥蜴』。 明智小五郎vs怪盗黒蜥蜴、ってものらしい。 原作知らず思い入れない者にはイマイチか。 この手の変装ってバレない(成立する)モン なんですかね。お約束だからいいのだろうけれど。 併録の「人でなしの恋」はらしい短編でよかった ★★★

浅田寅ヲ 『パイドパイパー(1)』。 一読では何がなんやらさっぱり(年寄りだなあ>己)。 その煩悩が好みかどうかってことになってしまうかな、 好みじゃないのだけど。 ★★★

マツモトトモ 『美女が野獣(1)』。 親の引越しに伴い寮入りした少女の充実した寮生活な話。 思わずチェリーウッドと連想してしまうのは 主人公の運動神経っぷりもあるでせうが、 ま普通に少女漫画。 しかし、ことごとくアクションある絵はイマイチかも. ★★★

沙村広明 『おひっこし』。 あの絵でたあいないラブコメ (エロコメのほうが…ってそれだとアレヤコレや)。 ★★★


 2003-1-20 

岡本賢一 『ギガミリオンの幸運』。 母を訪ねようと旅立つ少年はひょんなことから、 いかにも怪しい若いオヤジと蘇った少女と宇宙人とともに 旅するはめになり乗り込んだ船ギガミリオンでは トラブルが続発する… 以外とアッサリした感じがするのは 直前に読んだ作品のせいだなあ、と思うも、 あとがきからすると、 別作品つながりのネタがあるため わざと描いてないせいもあるのか? レギュラー?ぽい人々がそれっぽく描かれているだけで こちらで出来上がっていないキャラを出来上がってるものとして 扱われても物足りない、というか。まあそれなりに楽しむのだけれど。 ★★★

小畑健/ほったゆみ 『ヒカルの碁(20)』。 ヒカルの顔は大人びすぎだよなあ、と、つまらんことに気をとられつつ カラーよカラー、と贅沢はええなあ、と。 おわりは気になるところで切れてるし。はあ。★★★


そうそうアニメ業界オンリー(?)に移行した「ソリッドウェブ」で プログラマネタの「プログラマと付き合う」 が復活してて、かなり嬉しかったり。 PGネタはもう載らないんかなあ、と、 思ってたんで古いの復活だけでも(*^ ^*)。 いや、プログラマ以外に向けた文章をプログラマが読んで喜んでてもしゃーないんだが、 “変更に強いプログラムを書くプログラマ自身は変更に弱い、という一般人には謎の法則” の紹介や、結びの青時赤字の言葉は、ある種、目から鱗だったんで。

ああ、で、これ読んでて今日のイヤなことある仮想の話を思い出した。 β納期が2末の仕事があったとしよう。残り40日切ってて厳しいがまあなんとか形になりそうだ、 と頑張ってるチームにクライアントから新しい情報が来るわけだ。 ○○○のβ承認って2週間かかるんですよ、なので提出は2/14… もちろん提出後も差し替えは利きますんで、とかなんとか。 まあ、マスターアップで言われるよりか十分ダメージは軽いだろー、けど、この場合重要なのは、 2週間提出が早まったこと以上に2週間提出(引っ張られ拘束)期間がある(かもしれない) ことかもなあ、精神ダメージ的には…だぶん。 これが現実だと、あははははははははははは、と笑ってしまうだろうけど。 いや、もちろん笑っているんだけど


 2003-1-31 

森博嗣 『虚空の逆マトリックス』。短編集。 いままでの短編集の中では、結構気にいりの部類かな(TAXIな話以外)。 まあ初っ端の「トロイの木馬」がプログラマ小説(てSFだけど) だったのがツボだっただけかも(好みからずれるとはいえ)。 S&Mな「いつ入れ替わった?」は、誘拐ネタ(なんか最近…)だがそんなことよりか なかなかにキャラファン的には喜んじゃうような話。 なんだけど、次作予定が「四季」とあってはそのための前フリなんだろー、で。 (本命が手の届く範囲にいれば傾くだろー男は、って気も)。 ★★★★ (S&Mは楽しみだけど短編集としてはS&Mが無かったほうが星5つに 思ってただろうなあ、で…わがまま)

週刊アサヒ芸能編集部(監修 山平重樹) 『現代ヤクザのすべてがわかる本』。 雑誌の連載をまとめたもの。もちっと整理してほしいと、思ったり。 同じ著者なら、なんかこっちのほうがよかったかな …でも目次みてると結局同様なもんか?★★★

佐藤秀峰 『ブラックジャックによろしく(4)』。 どうも問題意識が先走っているのか、お話としては物足りなさを感じてしまうよな。 ★★★

あと、リンクメモ
「TOTOべんき」のうた ほほえましく、洗脳されそーです。


 2003-2-2 

森博嗣 『スカイ・クロラ』。戦闘機パイロットな話…… この前の短編集の感触がよかったんで、 なんとなくハードカバー時は表紙絵の印象でさけてた今作を (鶴田譲二の絵の印象がよいせいもあって) つい手にとってしまったんだが、 やっぱり気持ちがあわない方の作風で沈んだ気分になってしまう (微妙に、つまらないと言いきれない分、余計に)。 まあ木馬もそれ系だったが飛行機かコンピュータかの違いは大きい>己には (てか、すっかり後半のことを忘れてただけなような)。 ★★★。

たがみよしひさ 『軽井沢シンドロームSPROUT(1,2)』。 出しなおしと思いきや新作やん、と 本屋で見かけた2巻に大ショック。不精すぎる>己。 タイトルに、ちと哀しくなってしまったけれど、 そんなことよか新作が読めることが至福なのよ、と。 で、 表紙絵からかってに軽井沢を舞台にした別話と 思い込んで読み始めてみれば、 主人公は薫平…… 考えてみれば、それが順当だわな (ナーバスとかの脇出演があるからついそっちのノリを想像してしまってたわけだ)。 薫は日本のお母さんしてて 耕平は44才でちょっと(ゲロ癖の探偵みたいな)病人気味で ダイさんみたいなオールバックで飄々として、 純生はダルマ親父で、マスターや次郎は相変わらずで、その他旧キャラのその後が 出てくる度に一喜一憂、加えて旧キャラの子供達も出てくるわけで…… たがみお得意の、カオス的に絡まりそうな人間関係は健在そうで堪能。 それにしても、薫平はまだまだガキだし(まあ夢/生きがいもまだなさそうだし)、 耕平を巡る謎なお陰で主役はやっぱり耕平状態だなあ(いまんとこ)。 ★★★★★

幸村誠 『プラネテス(3)』。 悩めるハチマキが通過儀礼を終える話……かな。 幸せそう。 ガキが大人になっていくのを丁寧に描いてくれてていい塩梅かな。 (しかし、八郎太命名が阪神優勝がらみとは^^;) ★★★★★


 2003-2-15 

笹本祐一 『宇宙へのパスポート ロケット打ち上げ取材日記 1999-2001』。 副題の通りの通りの代物。打ち上げだけでなく、それに託けた旅行記でもあるけれど。 博物館見聞とか食いモンとか、もちろんロケットについてとか、 魅力的に語ってくれます。著者以外による技術解説や漫画とかもあって、 宇宙作家クラブ編、って赴きもあるかな。 (読んでる途中、事故があったので、いくつかの箇所で泣けてきちゃう面もあったりで) ★★★★。

富樫義博『HUNTERxHUNTER(16)』。ゲームマスター…あはは、 このパターン、何度やってくれたってOK面白けりゃで。 雄狐と雌狐もええ感じやし。てか、露骨にセクハラ親父やなあ。 ★★★★

柳澤一明/栗本薫 『グイン・サーガ 七人の魔道師(3)』。 ああ(初期の)グインサーガってこんなに面白かったんだなあ、と堪能。 ★★★★

間瀬元朗/ 東野圭吾 『HE∀DS (1~2)』。 話は原作通りって印象。 絵、というより漫画を描きなれていない硬さがあるかな。 コマ運びもぎこちなく目指してる画風に対して技術が おっついてないような。 (昔のハヤリ絵だなあと思ったら己と歳一緒か…納得)。 …あまり期待したつもりなかったのだけど、やっぱり 要求水準が高くなっちゃってますね。 まあ、「捨てないで」に比べりゃ 断然印象いいのだけど… イラスト掲示板にしろつくづく絵とは縁が薄いんじゃないだろうか。 ああと、一番つらいのは作品自身でなく帯の原作者の言葉なんだけど、ね。 (無理に言葉を出さなくてもいいのになあ、と。 エッセイやWEBで性格を出されてるので余計な勘繰りを してしまえる^^;) ★★★。


 2003-3-13 

マスターアップに向けて猛烈に忙しくなってる この頃、さすがにガタがきてますな、疲れがとれません (てか、右胸が痛いのはなんじゃろ)。 もうひと踏ん張りすれば自社に帰れる、だけど、 帰ってら丁度修羅場予定ってのは...同時期 マスターのはずだったのになあ。 で、忙しさにかまけてたら一月メモしてないので 年始の目標のためにとりあえず(^^;

宮藤官九郎(脚本)『池袋ウエストゲートパーク』。 TVシリーズの脚本。なんてか、出来た映像から逆作したんちゃうん、と 思ってしまうくらい、いきいき、てか、生々しく映像が思い出さて楽しい。 ああ、もちろん違うとこは違うし、DVDのお蔵だしに入っていたシーン そのままの場面とかもあって。ストーリー的には、以外とTVよりも 複線/答え出しのシーンが早い、てか謎解きに対してお行儀がいいような... 映像では多少卑怯気味に情報を削ってタイトにみせてくれたんだけども。 ああ、も一度見返したくなってしまいます(忙しくなければT T)。 ★★★★★。

大塚英志『キャラクター小説の作り方』。 『物語の体操』の姉妹本、てか、カブッてる面もままあるか。 ハウトゥ本/教本としての機能は、体操よりも少ないかもだけど、 ますます、大塚英志、自身を語るで…ほんま、 自身/自社をサンプルとして、実作者/編集者として考え方/ノウハウを、 自作の裏話を交えてサービスたっぷりに、晒してくれてます。

直接的に示されるハウトゥ的作業としては6講の、 どんどんカードに記入していくやり方でしょうか。 しかし、しれっと“プロの作品をカード化してみる”と 言ってくれたりしてますが、やっぱ、みな解析/研究しとるんですね (野田昌宏の右往左往ノートとか、岡田/武田両氏の書物から 垣間見えるガイナックス?人のストップウォッチでの映像解析とかと 同系統な役割なんで)。

しかし、ここしばらくの、大塚氏の言動って 創作を志す者を基準に据えた判断基準なんだよなあ、と今更に^^; 体操の前書きにあるような創作者の底辺を広げるような活動を 続けられてるんだと。 だから創作に向かうのを阻害するような享受するだけの消費者を安心させる だけの言葉/人にはきついのかなあ、と(てのは思い込み)。 若者を駆動しようと躍起になってるんかなあ、と。 "17歳"には責任を取らない、とかいってたような気もするけど、 なんだかんだと、責任とろうとしてるやん、と思えてしまうし。 (いや責任とはいわないか)。 まあ、編集者にしろ原作にしろ作家にしろお仕事のメインターゲット は時代が移ろうとティーンに据えられてるってだけなのかも しれないけれど。 で、十代を相手にする限り、人生への影響って面では 教育(的)でもあるわけで... そういうことに自覚的だろうし、 なんとか価値観を継承させようとしてはる面もあるような気もする。

で、まあ、大塚氏の考え方/創作姿勢って、なんだかんだいって 古めのSFファン/プログラマにままある考え方と根底は同じだよなあ ってのが、心地よさだったりで。 “組み合わせ”を手法として連呼されてるし、 ストーリープログラマとかストーリーエンジニア、とか:-) ★★★★★。

遠藤浩輝『EDEN(8)』。 どうも、ことあるごとに、アザトイ、という感想をもってしまう作品やなあ。 最初の頃の、目の前での女の子の殺し方なんてとくにそうだったのだけど。 今回の“岡惚れ”も... ただ、今回はそのあざとさが無性に気にいってるわけで(笑) 単なる好みのすけべシチュエーションなだけとも (響子さんから声をかけてくれてラッキー、な駄目人間パターン^^;)。 いや、まあ、かわいい、と。★★★★

五十嵐浩一『ペリカンロードII (2)』。 またも2巻にして始めて気付くんだが ・・・・・・見た瞬間、ああああああ、で、むなしかった(T T)。 1巻うってねーから、2巻からわけもわからず読んでしまったけど、 FFHが軸ぽい...なんか、なんか、 カルシンと違って、こっちは、ほんま、見たく無かったよ(今作の出来不出来の問題でなく、ね)。 ★★。

高橋ツトム『ブルーヘブン(3)』。あっけなく終わり。 ちと物足りない。併録の69はええかんじやけど。★★★

村枝賢一『RED(11)』。 イエロー退場でムラサキが頑張ります。でもって外伝Yellowが巻末に。 読み切りじゃなくて、こっちもTo Be Continuedとは…ぬぬぬ。 とまあ、基本的に面白い作品なんですが、 なんか、ブルー、ってのが致命的に興ざめてしまうんだよなー己には。 ★★★

細野不二彦『ギャラリーフェイク(27)』。 相変わらず。★★★


 2003-4-30 

 ふう、もやは4月末(てか超えちゃったけど^^;)。
 やっぱ楽観だったなあ、一踏ん張りどころではなかった。 まβ時期の追加仕様や発売日から逆算して予想の範疇だったけれど、 運よければ3末と夢見たものは結局ぎりぎりまでひっぱられるのが現実、と。 (正確にはまだ終わっていないが^^;、とりあえず今日で己の出番/出向生活はおわり ...オレ予想では4中fixだったんだが...ああソフバ見にいけなかったのは非常に悔しT T)。 C100万行規模の移植なんで予想通り忙殺されてたわけですが、 さすがに3~6連泊ペースが1月以上続いたのは己の経験の中ではハードな部類だなあ、と。 (毎年何かそういうジョブに関わっているような気もするが^^;)。 けど精神的には思いのほか楽だったかな。 己が修羅場慣れしてきてる、とか、 自分がメインじゃないから、とか、PGとしては一番年上の一人だったってのもあるだろうけど:-)、 現場の雰囲気がよかったってのはやっぱ大きいし、 PG8,9人中4人がメインプログラマ経験者(己を含め:-)で頼りになったってのが大きいなあ、と。 他も1名を除いてちゃんとした人たちだったし... 駄目な一人も'嫌われ役'として機能してたかもだしな。 (しかし、駄目な人を新人教育的に仕事をさせようとした結果は虚しかった...)

ああ、しかし忙しい最中はストレスのせいか寝言にいろいろ 書こうと思っていたけど今は完全に腑抜けてますね。 こちら徹夜の 話を忙しい最中に読んで笑い触発されたり。 己としては“寝てないプログラマはプロジェクトの敵だ”ってのが 信条なんだけどね... ROM提出時など特殊事態は別としてそうでなけりゃ 睡眠とってから働いてくれ、 毎日舟漕ぐなら遅刻してでも寝て来いよ、 ソース触るな、 って。 けど思う己が居眠りせんわけでもなく、 遅刻魔の部類でもあるので全くサマに ならないんで"なんちゃって"野郎だなあ、と^^;)


とまあ、愚痴はこれくらいで、 とりあえず思い出して読了メモ。

小川一水 『導きの星III 災いの空』。 オセアノ史は、空へ、そして一気に近代に突入、で... 待ちわびた続編は期待違わず感無量に堪能。幸せだよ。 いつもよりも量あるし。 しかしビジュアルとして生リスの造詣を与えられてしまっているのは 恐ろしくハンデな(もったいない)ような気も。 どんなに可愛いコも絵にすれば...いや可愛いのだけど方向が^^; ★★★★★。

上遠野浩平『ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ』。 不在のSIDE2は夏なんかあ,と気になりつつ本編に喜ぶで、相変わらずにブギーポップ、 肩透かしなようで、最後にど真中を打ち抜かれてしまいますな。 (先に「導きの星」や「砂漠に~」を読んだためどうしても“薄さ"を感じてしまうのは、読み方としてもったいなかったなあ) ★★★★。

大塚英志『木島日記』。 ハードカバーを途中で放置してたのを結局文庫本読み終える。 もち堪能。 二人に分割した著者の出現に フォースラバーファットかいなあ、と連想してみたり。と、 後書きに、大学で民俗学の講師をしてるとあるんで、まま教育者になってたんですね。 いえ専門学校の講師だって教育者だけど。 なんてか公人になろうとしてる/なってるような(意識的に)。 なんか選挙にでも出れば、って気にもなってきますな。 ★★★★★。

大塚英志『リヴァイアサン』。 ★★★★。 木島日記読んだ勢いで本を発掘したので^^;。 三人構成の大塚英志のさて誰のテイストが強く出てるんだろうかと、ふと つまらんことを思ってしまうのは、女性が話者のせいだろーな。 キレイにまとまったラストとコミック版を思うと、 やはりとりあえずの最初の落としどころが ここだったんだろうなあ、っと改めて。 ううん、木島やサイコの場合コミック版とは別々の楽しみとして主従のない 関係にあるなあと思うんだけど、今作にかんしては、キレイにまとまった せいか、うまくまとめたノベライズ、で従な感じがしないでもない。 といっても単なるコミックを文章に落としただけの作品なわけでは当然ないのだけど。

語り部が、木島と同じパターンなので、木島(過去),サイコ(現代),リヴァイアサン(未来) って感じで (時間的には、木島(昔)、サイコ(ちょっと前)、リヴァイアサン(現代の別時間軸)なんだけど)、 一繋がり的に語られているようにも思えなくもないかなあ、と。 って、単に、サイコパスへの言及内容の変遷のせいだろうけど。 語り部は現代から語ってるてのもあるし... でもって、語り部はやっぱりみな大江というんでしょうかね。


明智抄『砂漠に吹く風(1,2)』。 出しなおし完璧版ってこと。しかし、以前読んだ内容をほとんど忘れてたので 新作同然に。 ささやかなシーンや言い回しから大きな展開全てがうれしくって、 ああSFのこれよこれこれ、と、染み渡るように満足。ああ、もっとー... なんだけど、下巻の後書きはそのSFの気分が一気に引くバグロ。 これはこれで楽しいのだけどね。 ★★★★★。

小畑健/ほったゆみ 『ヒカルの碁(21)』。 越智がかっこいい巻。 ★★★。

浦沢直樹『20世紀少年(12)』。 まあ徐々に。 ★★★。

福本伸行『賭博破戒禄カイジ(9)』。 ずるっ、とな。 ★★★。

安彦良和『機動戦士ガンダム the orign(4)』。 心残りだったシーンをかこうとしてるんかなあ、て気もしてくるなあ。 ★★★。

河原和音『先生!(18)』。優しさと小心で拗れていきます。 ★★★。


 2003-5-26 

またも一月。やっぱ月刊か。 時間がたつのは早いのー。って、もうすぐ 誕生日じゃねーか...トホホ。

川崎康宏 『モノクロス』。 めずらしくコメディ設定でない作品。 なんだが、いつものからコメディな部分をとったはいいけど、別の味付けが少ないような。 いや、設定にしろ、痛い場面にしろ、いつもの毒気はあるんだけど... ダークな設定のわりに、文体がいつものままなんで、映えんのかなあ、 もっと描き込んでくれたほうが、と... なんてか、照れてるんちゃうん?、と思えたり^^; この設定なら、もっとエロエログログロにせんと:-)、 不惑な不死者をメインにおいたんだから、 脇キャラはもっともっと惑わされたほーが楽し、 いたいけな少年読者がたつくらいには描いてくれたほうが... 折角ヒロイン苛めてるのにもったいないやん:-) (まあ、読み手の己が、うまくポイントをつかめてないだけとも) ★★★。

小山正・日下三蔵『越境する本格ミステリ』。 映像作/漫画/ゲームでの本格ミステリ紹介の本。 結構網羅的なのかな。読んで中々に楽しいで、いくつかは 見たく読みたくなるしね。 まあ、ご贔屓の作家が紹介されるのみるとうれしいもんだし、 己が関わった作品も載っているし、で:-) 個人的な不満は、JETの項がなかったことかな(言及はあるのだけど)... コミカライズのための項って割きにくいだろけど、 映像の金田一があんだけいろいろ紹介してるのだからそこに 併録されてても、と。JET版「獄門島」がなければ違った状況だろーな、と 思うのは慾目だろーけど、思ってる。 ★★★★。

『起動戦士ガンダム ハチゼロ/ハチサン/ゼロハチ』。 OVA3作の解説やインタビューを収めたガンダム本。 まあそれなりに。 己としては、80のインタビューを読みたくて、ってところかな。 個人的に80は結構お気に入りの映像作品なんで... “「ガンダム」をよく知らない人がガンダム作品を見ると、 この『80』が最も面白いということが多い。 特に年齢が上がればその傾向が顕著になる。 これは「ガンダムの面白さ」という共通感覚を、 特に少年時代に経験してこなかった人たちという言い方も出来る” という一文は、多少いいすぎに思うも、まあそうなんやろな。 単にロボットよりお話や演出を好む比重が高いだけだと思うけどね。 (小ボウで理解してなかったろうが一応本放送を見てたし ガンプラも嵌ったけれど、 富野作品としてはイデオンのほうが心に刻み込まれちゃったのが。 まあGや∀も好くが、Z~逆シャアあたりは興味いかんなあ、で) ★★★


沖本秀子/ 東野圭吾 『浪花少年探偵団』。 しのぶセンセ、のコミック化がいつのまにやら... なんつーか、いままでの東野原作コミックの中では、一番の上出来(*^ ^*)。 ま、絵柄の好みとかもありますけどね。 (やーねーちゃん系な)しっかりな絵は、 己にはすごく満足。 ただ、漫画家(ストーリーテラー)としての技量はまだまだぽいかな。 まあ、弱そうな部分を原作が補完してると思えるので、 そういう意味では、漫画単体としては、旨くまとまった作品なんかもな、と。 ああ、ぜひ、続きもコミック化してー。 (なんとなく、漫画家さんがベタぼれしてる作品ではなさげに感じてしまうけどね... こっちはファンの贔屓/慾目があるからので、甘目だけど) ★★★★。

間瀬元朗/ 東野圭吾 『HE∀DS (3)』。 正直、ここまで、原作通りだと、何ゆえの“原案”なんじゃろ、と勘ぐってしまう。 (やっぱ、版権がらみなんでしょかね)。 もっと風呂敷を広げるつもりが技量不足で原作をなざるので精一杯って感じか。 ★★(なんか、しのぶセンセがよかっただけに、ちょっとキツく思ってしまってるかも)。

麻々原絵理依/有栖川有栖『火村英生のフィールドワーク(3)朱色の研究』。 前編が出たのって一昨年なのね...とりあえず、完結してくれてよかった。 ★★★。

聖悠紀 『超人ロック オメガ(2)』。 つくづく連載元の読者層を意識しちゃうんでしょうかね。 あと、歴史を作ることに力がいっちゃてるのか 魅力的な御人がすくないような...セスはすばらしいけど:-)。 やっぱ、ヤマトがオリジナル版のヤマトに比べて物足りないのが^^; ★★★。

永野護『ファイブスター物語XI』。 基本的に高く評価することはないが、好きなんだよな、たぶん。 ★★★★。

紫堂恭子『東カール・シープホーン村(上下)』。 父母と別れ知らない土地に着いた少女には回りの人々が動物に見えてしまうが、 一人だけ人間に見える少年がいて・・・ 心優しく子供の成長譚。 帯の宣伝は、しゃーないとはいえ、いまいちいい気分じゃないですな。 まあ本編では、ほとんど出番なかったので、ほっとしましたが。 ★★★★。

日高万理『ひつじの涙(4)』。 真打大接近。 ★★★。

羅川真里茂 『しゃにむにGO(14)』。 挫折は大事なのねん。 ★★★。

佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく(5)』。 普通、この手のダメぷりな人は大きく代わんないものでしょうが フィクションだと大きく代われるんでせう、さて ★★★

佐藤秀峰『示談公証人M』。むかしからこうなのか。★★★

五十嵐浩一『ペリカンロードII (1)』。以外と普通なのかも。★★★。

王欣太『蒼天航路(27)』ちと惰性気味。★★★。


 2003-5-27 

とりあえず、年齢++ チェックのためのワッチポイントとして:-)。 まあ、単に昨日書き忘れた分を書き足す、と。

小川一水 『強救戦艦メデューシン(下)』。 ★★★★★ 迷えるヒロインたち,,, てか迷える作者のような気もしないでもないけれど。 (しかし、ラストの状況では、メデゥーシンの元乗員は、 もっと石を投げられるような立場でもおかしくないような... 少なくとも一人で道を歩くのはあぶなそ... 理は通ってもコミュニティに大損害を与えたものに 寛大な人たちばかりには思えない^^;)

高橋ツトム 『スカイハイ カルマ (1)』。 お母さんはカッコいい、と。★★★


 2003-7-13 

 気付くと、7月も中ほど...6月中下にマスターアップがあったせいもあるけれど... まあ、サボり癖なのです^^;。とりあえず、読了を思い出しつつ。

小川一水 『第六大陸(1)』。 海底施設の完成直後、次なるフロンティアは月... とりあえず、溜息。★★★★★。

川崎康宏 『モノクロス2 チャイナ・インパクト』。 モノクロス、打ち切りだそうで、書きあがっていた第2話が しまっとくのも勿体ないからと、著者のページで公開されております(T T)。 読むほうも世界/作品にナレてるため1話目に比べるとかなりしっくりとくる出来。 ちょっともったいないよなあ。 (1話目に対して散々なこと書いてた己がいうな、だろうけど^^;)。 川崎作品って、“泣ければ名作”と思っている層には 受けにくいんよなあ、たぶん。ちょっと幸せになれる、だけじゃなくて 大きく感動したがってるような人には... どうせなら、一度くらい泣かしてから、 脇をこそばさしてくれるのがよいなーとかも思ったり (火浦功なんて、そんな感じだよなあ)。 ★★★。

東野圭吾 『オレは非情勤』 産休などの一時的交代を勤める非常勤教師の主人公が 渡り勤める小学校の先々で起こる事件を扱った6つの連作短編集 (+小学生が主人公の短編2)。 学年誌(小学5年生,6年生)に掲載されてたとかで、正当にジェブナイル。 トリックの性質(作者の縛り)や人物の描き方等、 通常作よりメイン読者が子供であることをきちんと意識している一方 (よくも悪くも)、 子供だからと舐めるわけでもなく隠すわけでもなく、 事件や人物を描いてる。 あ、"普通"の作品に比べて、主人公の男性教師は結構しっかりものでカッコいいかも。 "仕事"としてニヒルに教師をし子供を"愛"するからはほど遠いけれど、 子供に対する判断基準をもって事件やケアを優先順位を間違えずにする 社会人/教育者として(嫌味なくらいに:-)描かれていて、しのぶセンセ同様に、 東野圭吾の"先生"に対する要求仕様が出てるように思えたり。 ★★★★。

東野圭吾 『手紙』。 弟を大学に行かせたいために強盗、誤って殺人を犯してしまった兄のため、 “殺人犯の身内”というレッテルの張られた弟の人生を描いた話。 話の要所要所で兄の手紙が届く...いわゆる感動の作品。以下バレあり
 まあ、読み終える前に、感動な話のような見聞きしてしまってて、つい、 トキオのような"優しい"作品を思ってしまったのね。ドン底に落とされ頑張って 幸せで登っていってはまたどん底に突き落とされ、また登って・・・ と人生ジェットコースターで最後に幸せになれるような...違いましたね、もう、 小さな幸せがあるけど大局は、優しくない。極端な差別はないけれど アクロバットな解法なぞなく、 小さなコミュニケーションの障害はやまほど、 きつく現実的に思えてしまう範囲のことしか起こらない。
 たぶん、“最普通”の話、なんでしょうかね。 特殊なのは受刑者の身内がいるってことで、 普通に差別を受ける境遇になった、普通の人の話。
 直樹は、逆境を乗り越えるほどの一芸を持たない。 話の中で読んでて心躍るのは、歌の才能があって仲間ができてバンドが上向きになる 部分だろうけれど、この才能だって客観的にみれば、特にぬきんでた才能ではなく、 "うまいけどプロにはならない/なれない人"程度で、平凡ではないけど 珍しくもない程度にいそうなもののよう... プロデューサの判断のしかた、とか、その後のバンドの具合から思うと、ね。 結婚も、結局、同じような境遇に在った者同士でしか結ばれないという、厳しさ、で。 (大学に入るきっかけとなった倉田の境遇も前フリだし)。 前の女性との頃の嫌なダメ男ぷりを見聞きしてても 諦めなかった由美子の頑張り/したたかさのおかげではあるけれど、 彼女の選択は普通を諦めたところから始まっていたわけで (なんで告白のシーンはやるせなく哀し)。
 で、ま、この二人の普通さ、若い頃の甘さと親となってのラストの決意の固さは、 白夜行の亮司と雪穂の解釈の糸口になってるような...対比のしやすさは、 優しい、てより、短気なような気もしちゃうけど^^;... (ああ、本の帯に “『白夜行』から3年、新たな代表作”なんて書かれてるや:-)。
 あと、好人物として描かれる社長さんの、わかりやすい言葉の数々は魅惑的ですね。 (“…重要なのは、その人物の人間性ではなく社会性なんだ”とか)。先に生きた 者として答えを導いてくれるし、テーマ的なことをストレートに伝えてくれてて... 出てくると安心できちゃう(御伽話での神様仏様仙人様... こういう説教ってのは えんたーてーめんと には大きな要素だよな、やっぱり)。 見方を変えるとみもふたもないエグイことを語っていて、 "差別"を扱ってこういう結論に着地しちゃうのは、危うい、って価値観もあるけど、 今の世の中だと、非情に受け入れやすいような気はする。 ...うう歯切れ悪いな。 結局、恋人と兄弟愛と友情とよき導師がある男な世界で面白いんだ、ってことなんかも、と。 ★★★★。

間瀬元朗/ 東野圭吾★★★。 『HE∀DS (4)』。 脚色はあれど、まあまあ、こんなもんなんかいね、と。 どっちかってっと、後ろに入っていた漫画家本人の作品は、結構いいかも。 絵で魅せるんじゃなくて話で魅せてる人なんですね。SF好きそだし。 (弄りにくい完成度も持っている、ってのもありそで) 変身は、この漫画家が自然に取り組めるタイプの原作じゃなかったのかも。

乃木坂太郎/長井明『医龍(1,2,3)』。★★★★。 「BJによろしく」より面白い、と書店のポップにかかれてたり、 ネットでみたりで、つい。...確かに、わかりやすいほど面白いわ。 てか「~よろしく」が(期待値ほどには)おもしろくないってのが正解なんでせうが。 "医龍"は、 "ワンピース"等と同様の今の少年漫画の王道的なパターンになっている。 主人公は超人的に優秀でみなが迷えるときも判断を迷わず道を示せる 存在で、脇を固めるキャラたちもそれぞれに腕がたち、また、悩めるものもいる... 安心して楽しめる形をとっている。 対して「~よろしく」は、熱血な所もあるが無気力でもあり不安定で漠然と悩み続けてる. 前作の「海猿」では前向きに悩み駆けていく主人公や恋人を軸にその他大勢の人との 人間模様が魅力的に描かれていたけれど、「~よろしく」では、軸になるキャラの 絡みが少なく、起こる事件/イベントの派手さのわりに全体としては興味が持続しなく なっちゃうのかなあ、と。

『コミック星新一 午後の恐竜』。★★★★。 星新一のショートショートを9人の作家がコミック化した短編集。 何れも原作を読んだ覚えがおぼろげにあり、 詳細は覚えてないけどオチだけ先に 思い出してしまったり。 しかし、星新一の文体と真鍋画伯の画風から 醸し出される作風/イメージで成り立っていた魅力や毒というものもかなりあるようで、 ボッコちゃんやいくつかに関しては、申し訳ないけどただの短編漫画って 感じで、ネタだけだとこうなっちゃうんですね。 まあ、画風的に優しさ/柔らかさを持っている作家さんの 描かれたもののほうがらしく見えちゃうだけなんだろうけど。 中でも、表紙も描いている志村貴子の「生活維持省」は作風が旨く重なって ぐんを抜いていい感じなのでした。

しかくの『爺さんと僕の事件帖(4)』。★★★。 爺さん、最初からもっと語ってれば...てお話にならんか^^;
紫堂恭子『王国の鍵(1,2)』。★★★★。 少年、少女の冒険譚。健気さに安心しちゃいます。
あさりよしとお『るくるく(1,2)』。★★★。 殺伐さと、低く響く感じの笑毒気がええと。
成田美名子『花よりも花のごとく(1)』。★★★。 「ナチュラル」の西門の兄の憲人が主人公で能の世界なお話。
富樫義博『HUNTERxHUNTER(17)』。★★★。 ヒソカやなあ。
浦沢直樹『20世紀少年(13)』。★★★。 転機。
細野不二彦『ギャラリーフェイク(28)』。★★★。 安心
細野不二彦『ダブルフェイス(1,2)』。★★★。 表はさえない営業さん、けど裏では依頼があれば一転 ナル~で奇術師な何でもやさんに変身のお金持ちが主人公の話。
中山昌亮/矢島正雄『PS羅生門 (1)』。★★★。 個性豊かな刑事たちの吹き溜まりでの事件の数々。
尾田栄一郎『ONE PIECE(29)』。★★★。 強い神様。(27,28っていつ読んだんだっけ...控え忘れてる)
太田垣康男『MOONLIGHT MILE (06)』。★★★。 お父さんお母さん話。

あと、『新現実vol2』はパラパラと。 うー字が小さくてつれー (若い頃は資料の打ち出しをコレくらいのサイズでさらに行間詰まってても平気だったが... やっぱ年寄るとダメだね^^;) とりあえずまとも?に目を通したのは ササキバラ・ゴウ “ギャルゲー論(オタク男性論)"くらい。 ホームページの「おたく元年・1978年論ノート」の延長として、てのもあるけれど。 とくに前半の、エロゲー/ギャルゲーをプレイする男性の心理に踏み込んだ解説は、 鏡に映った不細工な己の身体を見るような恥ずかしさもあるけれど、 ギャルゲー語りたい奴は目を通しとけや、などと、つい思ってしまう^^; 作るのも遊ぶのも煩悩駆動なんだろうけどね。



 2003-7-22 

大塚英志『雨宮一彦の帰還』。 本編を読み返す気力ないんで、とりあえず、ボーナストラック の「渡久地菊夫の失敗」と後書きだけ。 失敗は始まったところで未完なので運があれば、で、後書きは 強制通過儀礼宣告なんですが... 少なくともサイコが完結してからでないとサマにならんセリフなような気も。 (あ、漫画は一区切りは通り越したんで、サイコ全体としてはええんか? 受け手が区切りについていれば)。 表紙がカッコええなあ、と思たら橋無医院の人なのねん。 ★★★。

三池崇史『監督中毒』。 助監督時代から沢山の現場を踏まれた監督の現場話。 つってMPDサイコ位しか見てないが^^;、立ち読みしたら面白くて止められず。 (真樹日佐夫に気に入られて原作作品を続けてやっていた頃の話とかがあって、 つい、このへんも大塚のポイントだったんかなあと邪推したり^^;) ★★★★。

ゆうきまさみ『ゆうきまさみのはてしない物語~天の巻』。★★★。 文庫落ちてか改正版。続きを足してのアップデートらしい...けど、この巻は以前の 範囲内、別段コレクターじゃないし...だが巻末対談が井上伸一郎氏で アニメックの頃のこととか楽しそうに語られてたのでつい。

田中圭一『神罰』。★★★★。やっぱりエロより下品。

間瀬元朗『キョウイチ』。★★★。 ホラー。お話の組める人だよなあ、でまずまず面白く。 絵もこのころのほうがイイような... (ただ魅力が乏しい、とか感じてしまうのが... て、キャラで魅せる作風じゃないからってだけかもだけど)。

森美夏/大塚英志『木島日記(3,4)』★★★★★。 ...溜息なのです。魅力ある、ってのは。

林光默『斬華抄』。★★★。やっぱり絵はええなあ、だけど、これもミカン箱。


 2003-7-27 

2,3ヶ月ぶりに旭屋よったら、激しく模様替わってたのでちとびっくり。 結構ゆったりした感じになってる。(8階,隔離部屋感が増したような^^;)

佐藤マコト『サトラレ(4)』。★★★★★。 やっと見つける...消えてなくてホッ。でもってこれ以上期待させないでー^^;

安彦良和『機動戦士ガンダム the orign(5)』。★★★★。 そっか、ブライトさんってダイクンにかぶれてる好意的なんだあ、と今更に。 (まあスペースノイドの若者ならそういうもんかも)。 キシリア閣下との会見で最後に"サングラスを返してください"...と 一言はわかり易くしてくれてはるし。

沙村広明『無限の住人(14)』。★★★。いろいろ見せ場があってカッコいい巻。
遠藤浩輝『EDEN(9)』。★★★。ケンジの巻。
王欣太『蒼天航路(28)』★★★。踊る爺さん。

坂本敏夫『元刑務官が明かす 刑務所のすべて』。 煽った見出しのおかげで適当そうな印象になるが、本文はまとも...と思ったら この人の本は沢山出てるようで、そんな中の一冊。★★★★


 2003-8-17 

 PG頁にかまけてたら、こっちを忘れてるし...つーか気分がプログラム三昧になっていたためか、 小説はおろか漫画もろくに読み終わってないや...で、まずはPG本^^;

ケント・ベック『XPエクストリーム・プログラミング入門』。  今頃やっと読んだのか、って代物ですが(しかも朝夜ちょいの電車だけで読んだから何ヶ月かかってるやら^^;)... プログラミング関係なんで本来はこっちに書く気はないんだが、ちょっとズレた雑感をばメモ。
 読んでる最中、SFに近い?ワクワク感があって... 林譲治の描くAADD等の プロジェクト指向な組織/チームが連想されたりしてね。 理想的で羨ましい形態だよなあと小説に対しては思うだけなんだけど、 この本(つーかXPプログラミング)については、 なかなか今の(己等の)環境じゃ難しいよなあと思うも、 実際にこれで仕事を運営してる人達がいるってところが タチが悪いくらいにSFが現実を侵食してるうって気分にしてくれてなんとも 興奮させてくれるのでした。
 27章(結論)の不安に思うこと/思わないことってのは、 ある種のプログラマの本心ですね。 内容的に結論というより発端なコトが書かれているわけですが ...この意見を最初に出すと単なるわがままにしか思われかねないわな^^; でもって、邪考すると、なによりこの体制って、 “美しいソースコードを書き続けたい(維持したい)” というプログラマ的欲求を満すってのが根底にあるんではないか、と いう気がします:-)
 いや、もう、何がしか影響うけますね。 (もやもやと思っていた件を確信したり、自分の不味かった優先順位/配分を思い知らされたり^^; その他もろもろ...あとはPGな頁のほうに気が向いたら書く...かな) ★★★★★。

『怪傑ズバット大全』。 実んとこほとんど覚えてない作品ですが^^;、ちらっと読んだ 宮内洋やスタッフインタビューやらが楽しく、また 全話紹介が宮内のコメント付きであったり、何より 各話登場の敵役のイラストが素晴らしく惹かれたのでついつい。 ★★★★。

『三池崇史の仕事1991-2003』。 作品も見ずにこんなもんかってもしゃーないんですが…… 『監督中毒』の延長で興味がいってしまってるだけってのもあるが、 『これも雨。雨。雨。……雨。豆。梅。嫁。夢。久米……宏』 のために購入と(他作への言及は結構まともなのに、 ひとつだけコゲなコメントなのは^^;)。 ★★★。

田島昭宇/大塚英志『多重人格探偵サイコ(9)』。 ★★★★。 笹山さん、趣味かわったのか(って小説だけの設定か)。

衣谷遊/大塚英志『リヴァイアサン(7)』。 ★★★★。 犬彦受難(っていつもか)

マツモトトモ『美女が野獣(2)』★★★。 (苦しんで捻出してるような...キャラが動いてないよーな...)




 2003-9-2 

 買った小説だけでなく漫画でさえ積んでる状態ってのは、 年食ったのを自覚してしまいますな... て、たんにマスター一ヶ月前を切るとそれなりに忙しい、 てか、あと2週間でタチの悪いバグが数件いる状況は結構緊張しだす、 てか、デカいマスター直後の小規模のマスターはみな気力的に 切れててなかなかエンジンかかってないよーな、で。さて。

上遠野浩平『しずるさんと屈託な死者たち』。★★★★。 見た目の妖しさとは裏腹に(SFな謎解きの"殺竜"系に比べりゃ断然) まともにスイリ小説なよーな。てそれさえもパターンとなってるよーな気も するが。しかし表紙の雰囲気のお陰で、かなり好印象かも(己は^^;)。 (てか、ブギーポップにしろ、イラストとの組み合わせが旨く機能してるんだよなあ、て気も)

安彦良和『我が名はネロ(1)』★★★★。 馬鹿なボンボンなネロは楽し。後書きは蛇足だけど。

ひらりん/大塚英志『サイチョコ』。★★★。 ジメツ感漂うMPDサイコ・パロディ。

佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく(6)』。 ★★★。わかげの。

※9/2のってアップしてなかったのね、と9/18に気付くわな。


 2003-9-18 

とりあえずマスター出し第一弾済んで今日はお休み...9月初めての^^;(つーか1月弱か、よくよく思えば)。 まあ出しなおしはあるだろうけど、今日は(てか昨日の晩から)積んでた本を一日読書、幸せです。

小川一水 『第六大陸(2)』。 語れる言葉も知識もないんでチンケなことしかかけんが、 ああ、もう、完璧に。感無量。近未来SFとしても、成長譚としても。 "信じる"ことに根ざしてる心地よさです。 ★★★★★。

今野緒雪『マリア様がみてる(1~14)』。 1冊買って積み放置してたのを 「しずるさんと~」に触発されて雰囲気を求めて手にとったわけだったのですが... 見事はまりますた。読後の翌日昼休みにジュンク堂に続刊まとめ買いしにいったり。 久々に少女小説で、こういう甘甘な話ってやっぱまだまだ好きなのね>己。 まあ、油の乗った書き手の旨いお話なんで、安心して堪能。 気に入った面白い話を次々に読めるってのは非情に快感なのでした。おかげで、 マスター出し後の楽しみに積んでたつもりが何故か残りが2冊だったのは あせったけれど^^;(で休みの朝には読み終わるわけで) でも、ま、これで、やっと、ぐぐれるわ。 ★★★★★。

あずまきよひこ『よつばと!(1)』 ★★★★★。 ああ、もう、うめえよ(T T)

萩尾望都『バルバラ異界(1)』。 ★★★★★。 第一話のわけもわからず進み、屋根の上の植物の姉ちゃんたちを 見たとき、久しぶりの感触というか、ああオレはこの手のSFが 見たかったんだ、と一人納得するもつかの間、2話からは近未来 の日本でちょっと落胆するも、なかなかに引っ張る展開で最後の コマに期待でニヤついてしまうのでした。

小畑健/ほったゆみ 『ヒカルの碁(23)』。 ★★★★。 キレイに締って完結。

紫堂恭子『王国の鍵(3)』。 ★★★★。 ああかわいいよう。 後半収録の外伝、って、ぜんぜん外伝とちゃうのでわ^^; しかし、美形ばかりになるのはニーズなんでしょうね。 求める側の忍耐の無さにつきあうのでなく、 忍耐がつくように仕向けるほうが人生にはいいような気もするけれど。

志村貴子『放浪息子(1)』。 ★★★★。 放蕩ではなく^^;。 小学生なんで敷居のようにはグレずうだうだしてないけれど、 それに向かうベクトルはある、と。 いや、ま、ひたすら可愛い子らです。
志村貴子『LAVE BUZZ(1)』。 ★★★。 女子プロレスラな話。 もちろん、うだうだとダメ感が相変わらずに。
志村貴子『どうにかなる日々』。 ★★★。 表紙がエロいなあ、と、思ってたら、中身もエロですた。

海野つなみ『回転銀河(1)』。 ★★★★。 表紙が気になって購入。センシティブな話かな。 裏の説明からうける印象よりか十分に健全でした。

日高万理『ひつじの涙(5)』。 ★★★。 かわいい、と。

斎藤岬『死神探偵と幽霊学園(1)』。 ★★★。 (1)とあるとおり、続く、で終わっちゃいます。刊行ペースって また2年後くらいなんですかね。妙に華族探偵がうらめしかったり。

高橋ツトム 『スカイハイ カルマ (2)』。 ★★★. うむむ。またも、きれいに完。職人だなあ
福本伸行『賭博破戒禄カイジ(10)』。 ★★★. 大技に歓喜。
獣木野生 『THE WORLD(3)』。 ★★★。 練りこまれていないような、なんとなく、散漫な感じ。

『STREET FIGHTER 15周年最強読本』。 ★★★。 タイトルのわりにイマイチな本。 もっと資料的なところをきっちりやるとか、 もっとインタビューや寄稿を充実してくれるとか、 時代研究みたいなもんでもあるとか...ええ無いものねだりですが。 基本的に、船水vsあきまんの対談読みたくて、でそれでよし、なんだけどね。 (コロすパワーは、ものすごく、よくわかるな。 下請け作業員だとクライアントに向けて発するものだし)。 もっとも、購入の決め手は、久米田の春麗だったのだけど^^;。


 2003-10-01 

 マスター出しが待ち行列に入ったため暫し平穏な日々を過ごす... で、マリみて2周目を満喫(馬鹿)...あやうく3周目しそうな気分を抑えて 積本を崩して楽しんだ、と。

大塚英志 『アトムの命題』。 「教養としての~」で語られてた『アトムの命題』を、 手塚治虫に焦点をあてて語りなおしてくれている。 ...やっぱこういう技術解析は読んでて楽しい。 著者自身の紹介文が amazon bk1 にある。でもって、本文中でちょっと言及されてた 西上ハルオ て方とか。 ★★★★★。

今野緒雪『夢の宮(1)』。 ロアンという国の"夢の宮"という処を舞台にした連作。 入選作の時点でこの出来なんですね...溜息。 ★★★★★。 (しかし2巻が入手できん(T T))

樹川さとみ『楽園の魔女たち(1~4)』。 ものぐさな美形魔術師が少女4人を弟子にとって起こるドタバタ、と。 ★★★。

佐藤マコト『サトラレ(5)』。★★★★★。 ああ、裏の主役は、山田センセ、ですな、ほんま。 ツボに入りすぎてるだけでしょうが。 カバー裏綴込の作者の言葉にやっぱり期待してしまったり。

那須雪絵『魔法使いの娘(1)』。★★★★。 現代の陰陽師モノ、てか、作者お得意の物の怪モノ。 いや、もう、ひさびさに(BLでない)新作が読めて幸せ、ってのが。

森薫『エマ(1,2)』。★★★★。 表紙やアオリから直接の主従と思いきや、ええ按配に距離感があるのですね。 つーかだんだん遠くなる^^;
森薫『シャーリー』。★★★★★。 ああ、もお、表情が。

鶴田謙二『Forget-me-not(1)』。★★★★。変装探偵モノ。
船戸明里/友谷蒼『星の砂漠 タルシャス・ナイト』。★★★。ジェブナイルな作。
望月花梨『鍵』。★★★。表情が好きなのかも。
美樹本晴彦『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル(1,2)』 。 ★★★。ガンダム設定でトップをねらえで始まり、さて、と。
久正人『グレイトフルデッド』。★★★★。
五十嵐浩一『ペリカンロードII(3)』。★★★。徐々に。
浅田寅ヲ『パイドパイパー(2)』。★★★。ついて行けてない^^;
せがわまさき/山田風太郎『バジリスク(1)』。★★★。甲賀忍法帖...バケモノ合戦。
浦沢直樹『20世紀少年(14)』。★★★。加工済の仮想過去...。
村枝賢一『RED(13)』。★★★。本編に戻る。
『大合作』。★★★。アフタヌーンでの記念合作が2本。
イチハ『女子妄想症候群(1~3)』。★★。 マリみて気分を求めて表紙買いをしたために反動でいまいちに。
うたたねひろゆき/武田俊也『セラフィック・フェザー(8)』。★★★ まだやってたの、てか、ひさびさ購入で抜け巻あるかなあ、と思ったら揃ってた(T T)



 2003-10-09 

今野緒雪『夢の宮(3~6,9,10,12,13)』 「古恋鳥(上下)」 「奇石の侍者」 「薔薇の名の王」 「十六夜薔薇の残光」 「神が住む処」 「薔薇いくさ」 「海馬をわたる風」。 2巻が見つからないので諦めて入手済みの分を順に。まあ"薔薇シリーズ"を除けば 各話の依存関係は(ほぼ)ないであろう連作、ということなんで出来るマネなんですが。 (それでも、ちょっとした構成や演出等--前の作を知っているからこそ起こりやすい連想 とかまたその裏切りとかもあるかもで--を含めて思うとやはり、発表順に読みたいところ)。 まりみてとはまた違ったツボに入りまくってしまったようです。 後宮とか遊郭とか映像化しちゃうと15禁くらいにはなりそうなシーンがママあるし(っておい)。 結構ベースはミステリな人なんかな、とか(まりみてのミス研のこと思うと)。 ああ"百面相"なキャラは十八番ですかね。 ★★★★★。

樹川さとみ『楽園の魔女たち(5,6)』。 取り立てて好みではないけれど癖になる味なのかもなー... あ暴走ぎみに殿下を挑発するサラはツボなのかも。 (推薦者の罠か?) ★★★。

上遠野浩平『ビートのディシプリンSIDE2』。 SIDEってつくとついついA,B2巻と思い込んでしまってた... 少年少女は出会えそうで出会えないまま続く、と (まあコロニーならside6や7まであるわけだしな)。 ★★★。

富樫義博『HUNTERxHUNTER(18)』。★★★。 GI編決着ということで、まあ、らしい終わり方。
尾田栄一郎『ONE PIECE(30)』。★★★。まだ空。
魚戸おさむ/東周斎雅楽『イリヤッド(1)』★★★。 書店で"~"と同じ原作者、みたいなことが書かれていたのでとりあえず。 脚本をどう料理/演出するか、ってのはやはり大きな違いだなあ、と。

「マーガレット」新連載のまんが版『マリア様がみてる』は 「コバルト」での宣伝みたときは毛色の違う絵に見えたんで 違う味を期待してたんですが^^; みれば本編イラストに結構近い線で、かなり普通。 いや、薔薇様方の登場シーンでかなりお気に入りに、てか、 百面相してるや、とか、 令がよりショートカットになってよいなあ、とか (絵的な好みは別として、令や祥子は元の文章表現により近くなってるような、で)、 祥子様のロザリオになりたい、とか(お約束)、 なにより志摩子さんが結構めだってて幸せ、とか:-)


 2003-10-20 

今野緒雪『夢の宮(2,14~18)』 「諸刃の宝剣」 「王の帰還(上下)」 「月下友人(上下)」 「蛛糸の王城」。 2巻は結局未入手なれど借りて(ありがとうNAKAの人)。 2巻を経験せずに続刊を読んでた身としては、 結構意外だったり。 順当に読んだ場合とやはり微妙に続刊の感じかたは違ってますね。 ロアン軍に懸念を抱く隣国の王様方の気持ちとかは確実に。
ああと、テーマではないとはいえ、なぜ他国に侵攻したんだ?ってのは 王様のヒトトナリからすればつい思ってしまうかな。 ま現人神のいる国ってのはタチが悪い、でいいのだけど。
 基本的に、 一方通行の/適わぬ思いとかの 苦しい気持ちってのが少ない作品ですね (あってもそれは♂→♂だったりで)。 好いたモノ同士の行き違いが、最後には解けてめでたしめでたし、 てのが基本て感じで...と思っていたら、王の帰還(上)は、 すれ違ったままヤミに向かうんでありゃりゃ、と。 (下)は一番苦しい期間をすっとばして穏やかに終わって読みやすいけれど、 始承転結の承転を省かれたような気分には、なる^^;) ★★★★★。

今野緒雪『スリピッシュ!(1,2)』 ファンタジーな世界の、ちと特殊な警察/牢城を 舞台にしたお話。 多少変則、てか無理に状態を維持しているような、 話の動きにくさがあるような気はするけれど、 ままたのし。 ★★★★。

秋山完『リバティ・ランドの鐘』。 ほぼ大半をロボットアニマロイドで 運営している宇宙船/遊園地リバティ・ランドに侵略軍が攻めてきて... ツボに入ったのか、泣ける話ですた。 健気な奴隷(ロボット)達とご主人様達の交流はええもんです。 すべてのロボットが ロボット3原則(アジモフの呪い) に縛られるとこうなるのですね。 人が操縦するロボットの理由付けがうれしかったり。 ★★★★★。

樹川さとみ『楽園の魔女たち(7~9)』。 サラがお気に入り、てな訳で(9)は★追加の気分。 ★★★。

木村文/牛田麻希『問題のない私たち(1,2)』。 ★★★★。表紙買いにて、いじめ問題ネタてことでちょっと退くも、 結構よいかな、と。原作てのが気になる。
今市子『百鬼夜行抄(11)』。 ★★★★。基本的に某かの代償を払う話なのね。

麻々原絵里依/有栖川有栖『201号室の災厄』。 ★★★。火村先生の4巻。短編3つ。
永沢智『かえるの王様』。 ★★★。まあどんなもんかな、と見て、これは普通かな。
永沢智『じゃじゃ馬アリス』。 ★★。こちらはちと迷走してるような。
JET/横溝正史『悪魔の寵児』 『悪魔が来たりて笛を吹く』。 ★★★。エログロとまではいわんか。
曽田正人『capeta (1,2)』。 ★★★。 レース(カート)モノのとりあえず少年時代編って感じなんですかね。 よくも悪くもシャカリキと比べてしまうのね。
乃木坂太郎/長井明『医龍(4)』。★★★。 超人な主人公で安心、と。

今号の永沢智版『マリア様がみてる』は元本130P付近まで進行、って まあ枝葉が飛ばされちゃってるので、ちょっと寂しいですが (薔薇様とのダンスはみたかったなあ、とか^^;) 志摩子さんの出番は十分にあるのでよしです(馬鹿)。 順当に考えれば単行本1冊に収めはるんやろから、 (ダイジェストに感じない程度にはなりそで)、まま期待。
て、このまましばらくマーガレット毎号買うことになるんか?>己。


 2003-10-26 

樹川さとみ『楽園の魔女たち(10~12)』。 ちょっとづつ、真相が進んではいる、って感じですか。 ★★★。

河原和音『先生!(20)』。 ★★★★。 穏やかに完結。番外な先生14もよく。 ああと、悩み相談コーナー結構好きだったのかも。

王欣太『蒼天航路(29)』★★★。 なんつーか、歴史上の行動とキャラクタの心情のちぐはぐ感は N○K大河ドラマと同様だよなあと思ったり。


 やっとこさのS○NYチェック終了の知らせを受けた嬉しいはずの日は、 なぜか泊まり...て次の仕込みをしてただけだが。 詰まってしまい気分直しで次の日の昼はジュンク堂へ。

目的は『Efficient C++』と、 著者の頁でしった "林譲治vs小林泰三 対談"。 先着だしHPで書いてるチケット配布箇所には張紙もなく、 運がよければ外から眺めるか、程度だったけど、 会場となる喫茶コーナーは結構ガラすきなんで、座って見れる。 (しかし、入り口で店員の開口一番「貸切なんですけど」 では、気の弱い人間なんで、あ、そうですか、と逃げたくなるわな^^;)。 内容は、行き当たりばったりの対談で、 だらだらと楽しい一時を過ごせ幸せ。 "AADD"と"那国"はつながらない、と明言されてたんで、一安心(てなんだ)。 (しかし、サイン本貰うもその時の己の対応の貧相を思いだしてしまうので しばし封印か)。

その後、ぶらぶらして結局『Kill Bill vol.1』。 楽しくお馬鹿。魅せられますね。すぐさま、もう一度みたくなるし。 己としては、堤監督と同様この監督にもお話的な感動とかを求めてないってのもあるけど、 お話はほんまどうでもいい(期待してはダメとも^^;)。 楽しい場面を飽きさせずにつなげてくれてる、と。 客に"もう一度"を思わせる魅力ってのは考えさせられますね... (「まり見て」三週目に手を出したせいもあって... 5800円なり6800円なりを客に払わせなきゃならないゲームの場合、 満足してもらうには繰り返し楽しめるってのは大きいな要因だし、で)。
ああと、 無理に外人さまが拙い日本語で決め台詞を吐かれるとちとコントをみてる気分か。 日本語がたん能でない人が字幕でみるとサマになるシーンだろうな、と思えると余計。 いや、こういう、あからさまに見る人によって見え方が違うってのは好みなことだけど (きっとサニー千葉な英語も)。 しかし、gogo、罠のようにええわ。ボスを食ってる (てか、余りに最後の立ち回りがへっぽこだっただけとも^^;)




 2003-11-03 

今野緒雪『マリア様がみてる(15) レディ、GO!』。 待ち遠しかった作なわけで。 発売日当日に2読してしまう小説(YAだとしても)、ってのは、 己としては初めてだわな。まあ、論外にこのシリーズにハマッてるだけですが とりあえず、感想はこちらへ記入... 結局、専用頁を作ってしまった^^;。あ、 当然★★★★★。

樹川さとみ『楽園の魔女たち(13~18)』。 前回、ちょっとづつ、なんて書いたら、今回行き成り核心の話が進み始めて、ちょっと唖然。 いや、もう、一気に読むしか、で。 つーことで、なんやかんやと現行巻に追いついてしまい、新刊が待ち遠しい ★★★★。

細野不二彦『ギャラリーフェイク(29)』。★★★。





 2003-11-15 

やっぱルート(チェック)用の 全自動実行機能はADV系ゲーム・エンジンには必須だよな、と、 思い悩ましつつ何故かMPEG2な仕様やソースと格闘 (てIフレームだけ)してたり次のマスター出し作業があったりで ああ時間が過ぎるのが早すぎる...
と、読了メモ。

石田晴久編 『コンピュータの名著・古典 100冊』 “若きエンジニア<必読>のブックガイド”とある、コンピュータ書籍の紹介(書評)本。
題の通りなんで、 (アップトゥデートで置換可能な書籍より古典(パイオニア)優先なせいか) "今"使う道具としての書籍としては物足りない(部分もある)けど、 教養として、ってことのよう。 なんで、現在の見取り図がほしい身としては、筋違いだけど ものすごく不満を刺激されてしまったり、ですが... 多少、引っかかるものもあるけれど、選ばれてる本はみな、よさそうです。 書評紹介文は物足りないけど:-)。 あと、ジュンク堂みてると、 この本に連動して復刊してる本もあるみたいですね(主に石田晴久関係ぽいけど)。
ああ、数えてみたら(どんなに緩くみても)19冊しか目を通してないや^^; ★★★★。
ああと、"歴史人物"のサワリってことならこちらの頁 を眺めるのも結構よいか、と(場違いな話もあるけれど:)。

秋山完『ラストリーフの伝説』。リバティランドのあとがきを読んで あわてて読み始めるも、いまいちノリに乗れずだらだらと... ああこの本を最初に読んでたら他の本を手に取らなかっただろうな、とか思いながら...だったんだが、読み終わってみれば、やっぱり感動系のお話で、 結構気に入ってるやん、でした (感動系ばかりなので続けて読むとモタれるだろうが) ★★★★。

紺野キタ『ひみつの階段1』。★★★★。 寄宿舎生活を舞台にした少女達の話。 マリみての周辺本的な売られ方をしてるのでつい。 で、なるほどに、と、楽しく。

水槻れん/秋山舞子『娼婦ハルミン物語』。★★★。 それなりに、かな。陳腐な展開をするくらいなら、イベント起こさずに ただ日常を流してくれたほうが嬉しいのだけれど。

安彦良和『我が名はネロ(2)』★★★。 史実がある作品での、人物の心情ってのは難しいなあ、と。

あと、いまさらだが、この前の永沢智版『マリア様がみてる』はやっぱりダンスあってよし、と。 それでも省かれるものだし、変えられた部分のニュアンスにあれ?と思うものだけど、 連載にあわせてちょんと話を再構成されてるようなんで、結構己にはポイント高い。 旨いとまではいえないかもだが、 この人の以前の漫画の下手さに比べると別人的に安心して読めるなあ、と。


 と、ちょっと前に久しぶりに自宅のマシンの構成を変えた。 リサイクル法のおかげで古いマシンを解体/処分してたので 残ったパーツを有効活用しようとして、なんだが。 同時に機材がどいたスペースがあるうちにと部屋の模様替えも 始めてしまい...一度に作業すりゃそりゃドツボで(^^;。  久しぶりにメインマシン(GA-7VAXP)のBIOSアップデートしてら RAID(1)の設定が解除(ATAに戻)されたの気づかず起動してしまい リビルド必須。どうせならとHDD 120G*2に換装したら RAID起動がハング(実は最新BIOSではRAIDが不都合に なってて適当な旧版BIOSにしないと駄目)だったりと 当然のごとくトラブルが続き... で、さあ一通り環境も入れなおせたぜ、 となった直後に余計なことして HDDフォーマットからやり直す羽目になると かなり凹みますな (教訓:RAIDの環境を変えるときは、 リビルドをめんどくさがらずに片肺で作業せよ、 2つ同時に壊したら意味ないわな...て、 以前にも同じこと書いよーな^^;)。


 2003-11-18 

Cマガを買いにいって、真っ先にマーガレットとコバルトその他コミックスを購入... ダメ人間か。目の前を流れる企画からの現実逃避ってのは多分にありそうとして (マイナスから0への苦労を要求されそうな気配T^T)

船戸明里『アンダーザローズ(1)』。★★★★★。 死んだ母親の、死因を探る少年貴族の物語。 はい、今日の大当たりはこれ。 表紙買い、だったため、タルシャスナイトの人と気づくのは買ってからで、 気づくと期待値が下がってしまったのですが (てオイ...いや十分標準ラインは超えてるんですが上限の期待値が)、 読んでみれば、予想外の出来に溜息モノ。 いや、妙なツボに入っただけなんですが... 生意気盛りの屈折した兄弟たちの各々にかわいいことといったらあ、もう。 (とくに物心ついて間もない無垢な八男の、六男にあたられて拒絶されての、かわいそさときたら; ;) 繁栄中の貴族の優しいお父さん一人にお母さん三人(一人死亡だけど)、 息子8人、で、娘なし(ある種煩悩だよなあ... 娘いない分メイドが沢山でてきてるのかもだが)。

紺野キタ 『ひみつの階段2』。★★★★★。 ダニエルにそんな突っ込み入れるなんて、三島、読書傾向変わったのか^^; 大ダニエルのハンサムっぷりもよしだけど。 しかし、以外に成長譚になってたのがかなりうれしかったり。 ところで、最終話が"遠い約束"、てのは何か元ネタがあるんですかね、 辺境警備だったかグランローバだったかも最終話タイトルにつけていたような。

聖悠紀 『超人ロック オメガ(3)』。 ★★★。オメガ編の終わり、だけど、どうしてもネメシスからこっち一連なりの話とみれば まだ途中という感触か。

コバルトの小説のほうはノリが「ひみつの階段」に近い作品。 1巻の後書きや短編題1作、「夢の宮」のスタイルを思うと、 場合によってはこういったいろいろな立場の少女たちの話の 連作って道もあったんだろうなあ (逆に夢の宮と同じ形にしたくなかったとも思えるけれど)。
永沢智版、これが柏木かあ、一瞬ユキチかと (てアニメ版に近いのか..目がさらにかわいいけど)


 2003-11-24 

遠藤浩輝『EDEN(10)』。★★★。 ボンボンはやな方向のいい男になりつつあるのか。

佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく(10)』。★★★。 無意味に不気味な表情の人たちが多すぎるのか、変な緊張の雰囲気を続けている ため平坦になってしまってるのね。

 あ、と、最近ビデオ/DVDでいまさらながらの作品を今頃みてたりする。
本を読んでから、と思いつつ本を読みそうにないので、あきらめて 『ハリポタ(1,2)』を借りてみた。 読んだ人にとってはダイジェスト感があるような意見も聞いたような 気がするが、何も知らずに見れば杞憂で楽しい映画でした。 いや、なんかね、願望充足でいいんだろうが、 エコヒイキな大人(孫が可愛い爺さん婆さん)と、 利己的な大人ばっかで、良識ある大人が ほとんど出てこないってのは、これでいいんかよ?、って 気にもなってしまうのだけど...でも普通子供向け映画の大人ってこんなもんだったような気も。 ま、子供たちが可愛いので、 とくにハーマイオニー(エマ ワトソン) がむちゃかわいかったので他はどーとでもよく(馬鹿)。 (声聞くまではほんま何も知らずにポスターだけで美少年と思い込んでたのだが^^;)

あと『まほろまてぃっく(1~4)』。 判ってても嵌る罠のような、好みを突かれているだけのようだが、 お約束的なものの組み合わせ方とお約束で済まさない部分の描き方の 旨さは溜息だよなあ、はあ(もちろん、まほろさんがすばらしく)。

その他、合間をみてはちびちびと手持ちの『ボトムズ』のTVシリーズをみかえしてたり (やっとこサンサ)。 なんというか、思い出は美化されてるなあ、て面と、今見ても十分面白いな、て面と。 絵は今の水準からすると、けっこう酷いって分類されそだなあ、って気はする。 話もウドの頃のキリコは特にまだキャラが固まってなくて、あれれな言動にも感じてしまうしね (根ざしてる価値観や言い回しをキリコはいつ身に着けたんだろう、って気にも)。 でも脇キャラや敵キャラはやっぱいいなあで (フィアナってこんな可愛かったんだ、と^^; しかし、なんかね、ウドはともかくクメンの段階で"組織"は キリコをスカウトすることを考慮してもよかったんじゃないか、 って気が結構してきたりもする)。 なにより BGM がものすごく雰囲気をつくっていて、 少々のことはそれが包み込んじまっているなあ、と。
で、「ボトムズ」見返してる影響でふと連鎖で『ディマレスト』が気になって検索したり 本をぱらぱらしてたり (で本業でちらっとあった人が昔ゲームブックに携わった人だったり^^;)。
あとちょこっと『GA(1,2)』を借りてみて、強運兵器に喜んでたり (設定もえするのもなんだが。強運という何でもありを味付けするネタを 旨くor力ずくでどうするか...キリコやアール、マラカイとか リングワールドとか福祉機構とかでの扱いがやっぱり好きなんで:-)


 2003-12-07 

未フォーマットのポケステって何よ(いまさらT T)... ほぼ前作と同じゆえ一発OKを期待するもやはりメモカで引っかかるもので、 おかげで某S研OB会の宝○合宿は寝不足参加(いや結局参加してるあたりが)、 で、出し直し発送日がソフバ大団宴の日だったり... 春に続いてまただよ(T T) 今回は意地でも行く(行った)ぞ。見逃したら一生後悔だもの (と、気張る必要もなく平穏で仕事はすんで、堪能...いや 最初から2年限定と宣言されててこの題だから覚悟はしてたけどやっぱりな 発言を聞くと辛いわな。でも'かも'ってつけてたから希望はもとー。 で最後に B2B では泣きが入ります)。

林譲治 『記憶汚染』。 原発テロを通過儀礼し高度に情報化/管理下された近未来(2040年)の世界/日本を舞台に、 情報改竄と人工知能とオーパーツに翻弄される人々の話(て書くと嘘だなあ^^;)。
ネタが生もののせいか、現状/現実に近すぎる/連なっているせいか、 お話だから、で済ませられる事柄との兼ね合いのバランスがとりずらく 消化不良をおこしているような(己が、ね)。 ものすごく心引っかかれる作品でした。
プログラマが抱えてりる普遍的な課題

「…複雑さの管理はプログラミングの神髄である。
われわれ人間は、頭の中で整理して行ける事項の個数
――そもそも個数が問題なのだ――
によって制約されるものである」 
Software Tools(カーニハン&プローガー)

てあたりに絡まってくる作品なんで。
★★★★★。

小川一水 『導きの星(IV)出会いの銀河』。 完。 なんで、今年にでるんだよー、来年でもいいのに^^;とか思ってしまうも やはり幸せ。 多分『第六大陸』の方が(ハードSFだし)まとまりのよさ、ってのは、あるなあ、 って思うも、心引っかかれるSFは、断然こっちなわけで。 ★★★★★。

樹川さとみ『楽園の魔女たち(19)』。楽園の食卓(前編)。 なにやら最終章の模様。ある意味師匠以上に凶悪になった娘さん達の 活躍も後わずかか...で、こんなところでとめられると(T T)。 ★★★★★。

森薫 『エマ(3)』。★★★★★。丹念に描かれていて。
村上リコ, 森薫 『エマ ヴィクトリアンガイド』。★★★★★。誠実なエマ副読本。

評価高くて気になってた 『ever17 (PE)』(ps2)が 廉価で出てくれたので、プレイ。 SFです。★★★★★。 で、たしかに、うまい...おいしすぎる。 よもや好みのSFをゲームで味わえるとは思わなかったよ(涙)、で、 うれしいよ、うれしいよ、非常に悔しいよ(つくりてーよ)、なのです(馬鹿)。 構成の巧さも、(キャラごとの)ネタのありかた/からみかたも、 ツボをついて、くすぐられちゃうのね。 突っ込み所もままあるけれど、 勢いと大技(力技)の前ではまあ気にならない、と。 しかし、ココ編やり終えて、検索してネタばれ評を読もうとしたら、 Never7の続編だと...どの程度の関連性なのか不明だけど... N7のバレ要素が気になり読めず...それは悔しいので速攻Never7購入^^; つまらんレベルだが 宇宙クジラの部屋のやり取りや文(" クジラは、ひとちぼっちでどこまで行くのだろう? 大切なものに、いつかの日か、めぐり遭うことができるのだろうか? ")、時間ループ,ハイブリッドな子供達に O原M子なモノを連想してしまえたことを喜んでたり。


 2003-12-31 

気がつくと年末。とりあえず、年越す前に読了メモ。

今野緒雪『マリア様がみてる(16) バラエティギフト』。 コバルト掲載作+書き下ろしの短編集。各短編間に繋ぎの話が うまく入ったニクい作。 で、構成上期待してしまうオチは ちゃんと本筋的爆弾なので喜んでしまいます。 ★★★★★。

秋山完 『吹け、南の風(1~3)』。 ペリペティア事件から8年、葡萄園会議から3年、後の話... "葡萄園会議"ってどの本に入ってるのよぉ(T T)と嘆くも、予定作/まだないなのか。 歴史がシリーウォーズへの繋ぎのためかペリペティアの福音のような 大ネタ的感動にはならないけれど、中々に幸せな作品でした (会議で主観のあるテレパシストを中立者として置くのはどだい無理ということでせうか) ★★★★★。

野火ノビタ 『大人は判ってくれない』。 エヴァと富樫義博とやおいの論。富樫のが読みたくて、だが、 やおい論が整理されてて/わかりやすくて堪能。 今はパロディだけなのか、とか疎いもんには案内書として。 ★★★★。

『かってに改造 かってに研究しやがれBOOK』。★★★★■。 「もう勝手にやってください…」というオビのごとく、 作者インタビューの、すごく中途半端に病んでるような、 ローテンションぶりがいいとも。 辞典は、まずまず(多分、倍あったって完璧感はないやろし)。 たまに原作以上の失言があるのはよいのか、てのも。 背表紙じゃなくてお腹?は、左右開きで描かれているもの違ったのね。

久米田康治 『かってに改蔵(23)』。 ★★★。集めてもいないのに、ストラップにつられて(駄目?)。

浅田寅ヲ/森博嗣 『冷たい密室と博士たち』。★★★★★。 S&M 2巻。萌絵より喜多先生のほうが女房役してます。 このまま順次漫画化するのかと期待してしまいそう... だけど、原作者あとがきをみればそんなわけでもなさそうか。

志村貴子 『ぼくは、おんなのこ』。 ★★★★。短編集。
たがみよしひさ 『軽井沢シンドロームSPROUT(3)』。 ★★★。続きを読めるだけで幸せ(T T)
伊藤真美/冲方丁 『ピルグリム・イェーガー(1)』。 ★★★。 美味いなあ、と思うも
羅川真里茂 『しゃにむにGO(16)』。 ★★★。先生のお話はまるく収まる。
乃木坂太郎/長井明 『医龍(5)』。 ★★★。昔話。
高橋ツトム 『スカイハイ 新章(1)』。 ★★★。安定した短編集。
太田垣康男 『MOONLIGHT MILE (07)』。 ★★★。ロケットとムーンベース。
浦沢直樹 『20世紀少年(15)』。 ★★★。転転中。
福本伸行 『賭博破戒禄カイジ(11)』。 ★★★. 次こそ?
香代乃 『オトコ姫と魔法のランプ』。 ★★★。表紙にひかれて、だが、お話はパッとせず、てか、ただの レディコミ(じゃなくてティーンズラブっていうのか?)。

KINGアワーズで 聖悠紀 『超人ロック 冬の虹』新連載。 インフィニット計画以前の西暦の話、で近未来的な作品に なりそ。ロックも傭兵でクールな感じだし。 やっぱり掲載誌に合わせる人なんだよなあ...で、 この雰囲気が継続することを期待。 (て、これからも買うのか?>己。 伊藤真美の目次コメントにホロリとしただけとしても^^;)

『Never7』(ps2) は、なかなかに楽しく。★★★★。 さすがにever17と比べるとお話にしろシステムにしろ 粗を感じてしまうけど(でも、それは過剰の贅沢)。 メッセージ窓の出し入れとか立ちキャラ演出とかね。 結局、Ever17との関連性は、設定的なもので話的に深くは繋がってなさそうで、 いい具合の距離感 (シルバー事件とFSRのような関係があったらやだなあだったんで安堵)。 しかし、なんとか本編はやりおえたけれど(アペンドはそのうち...)、 絵の好みもあるが 自分がギャルゲー求めてねえなあ、てのはちと実感してしまったかも。 もちろんやり終えると楽しいんだけど、最後にどんでん返しがあるよ、 ていう前情報がなければ投げ出してたなあ、と。 で次回作 「Remember11」のHPみてると、 “本作は「恋愛アドベンチャー」では御座いません”と注意書きが (サスペンスアドベンチャーになってるのね) ...お、おぉ!英断のような(まあこの雰囲気だしKIDだからギャルゲ雑誌でもちゃんと扱われそうに思うけれど)。 ああ待ち遠しい。(と、そーいや『killer7』はまだまだ?)