2014-6-20[金] 古PC に 軽いlinux を入れる
P3-800 世代に kona linux
あいかわらずタマに軽いOS(ディストリ)をインストールしたりして遊んでいる。
最近のお気に入りは konalinux (v2.3 2014-06-03|12付近)。
軽さというならば TinyCore Linux(TinyCorePlus) のほうが頭一つ抜けてる感じだけど、 live-cd ベース オンメモリ運用前提で用意された範囲外のことをしようとすると手間が大きく(てか やれてない)、 その点 konalinux はHDDインスールのdebian環境で普通に apt-get 等できるので普段の延長で弄れて遊び甲斐あり。(いや、すぐ放置になるのだけど)
選ぶ kona のエディションは、メモリが384MB以上あれば full(-i386)版、256MB以上あれば light(lite)版、それ以下(でも192MBほしい) なら black版、
といったところだろうか。もう数世代後のスペックのマシンなら リッチなWMのエディション選ぶのも。
firefox を常用してるので、最終的には firefox (や Libre Office) が最初から入ってる full版を選択した。 ※手持ちの NetVista は CD-drive かつ USB ブートのできない機種だったので、full版を入れるため一時的に 3口のIDEケーブルさしてDVD接続でしのいだが(電源はIDE->USB変換機器のものを流用)、CD|FDD で boot してから USB 起動するツールもあるようなので、なんとでもなりそう。 ※ konalinux の配布物はバージョン名が同じ(2.3)まま ちょくちょく差し替わっているので、ダウンロード時期によって微妙に状況変わってることあり。
P2-400 世代
で、最近、親戚のとこの古いデスクトップPCが2台ほど巡り巡ってウチにやってきた。 デスクトップでも静音電源が当たり前になって久しかったので... 昔は こんなうるさかったんだよなあ。 P3-800のNetVistaも音してるけど、一応静音タイプの代物で、十数年前のPCの常識で思えば静かな部類だったのだと再確認。
とりあえず HDD 換装して kona linux いれてみることにするが、80GB とか 120GB のHDDが認識されない...
どうやら 32GB が最大の頃の代物らしい。10GBや30GBのHDDを繋ぐと認識(80,120GBでもジャンパで32GBに設定すれば使えたはず)。
さて、肝心の kona linux だけど... もっさり。
と、 TinyCore Linux を動かすと win98やwin2k に匹敵する体感。さっすが。
この世代については、下手なことせず win98/win2k 動かしてるほうが幸せ、でも GUI有 linux 動かしたいなら TinyCore Linux (TinyCorePlus) あたり...というのが己の結論。(自分でチューンできる技量のないものとしては)
てな具合に弄ってみたはいいけれど、スペック低いし騒音がつらいので、箱だけ残して中身(電源やM/B)は手持ちの余りパーツで置き換えよう ... と思ったのだが、
そこはメーカー製パソコン、一見汎用パーツのようで、そのままじゃあ換装できない要素が細々あり、結局、粗大ゴミになりそうな結末。
2014-10-12[日] 古noteでlinux ―― linux(gnome) で経年劣化した液晶モニタの黄色具合の改善少しはマシな実機でlinux環境を常設したく、ちょっと前にヤフオクでOS無のジャンク扱いな core2duo(1.6GHz) 2GB の古ノートPC(FMV s8245)を入手。 外装禿げてるし画面もキーも黄ばんでるけど バッテリィは電源抜いても即落せずそれなりに持つし、 送料手数料込 4000円位の7歳児としてはまずまず。 (core i系はまだ高くなりやすいけど、core2duo は64bit使えて性能の割に安く入手しやすい感じ) とりあえず linux Mint 17(cinnamon) の64bit版をインストール、すんなり動作。あっけない。
で、まともに使えてると気になるのは画面の黄色具合。 BIOSみてもディスプレイのRGBを調整するような項目はなく、 Win の(Graphics Card)メーカー製ドライバ/ユーティリティのようになんらかの色味調整機能が、linuxでも何ぞないかなとみてみれば、 "(スタート)メニュー"→"設定"(または"システム設定")→"色(カラーマネージメントの設定)"~ がそれっぽい。(他の gnome環境でも gnome-color-maneger がinstallされてたらたぶんそれ)
が、用意されたプロファイル(iccファイル)を選択できるが、直接色を調整する機能はなさそうだ。(キャリブレーション機器があればそれを使っての設定はできる模様)
ただ、プロファイルの一つに Blue(Bluish.icc) というのがあり設定すると画面が青みがかる。 つまり、今の液晶のへたり具合を補正するような icc ファイルを用意できればよさそうだ。 iccファイルを覗くと vcgt というタグがあるようでそこにガンマテーブルぽい値も見受けられる。 (ただ たいていのiccファイルにはvcgtタグは入ってなくて一部ディスプレイ用のiccファイルに入ってる模様。 カラーマネージャの解説されてるページからすると、そもそも vcgt タグは正式なものじゃなくメーカー(apple)拡張のようだ)
で、iccファイルを作成するツールがあれば(あるいは直接rgb調整できるようなツールがないか)、とググってみたけれど、よさそうなものをみつけられず。
きっと他にも何かあるだろうと思いつつ、そんな厳密なことやりたいわけじゃないし探すのも疲れたので、icc ファイルを弄ってなんとかならないか画策。 Gamma6500k.icc , Bluish.icc のバイナリみてると、vcgtタグ自体はいろいろな形式ありそうだけど、この2ファイルに限れば、わりと単純なテーブル(2バイト符号無整数を256個3チャンネル分)のようなので、簡易にr,g,b別に線形で設定するプログラム作ってガンマテーブル書き換えてみたところ、すんなり出来た感じ。 (cソース)
いや、すんなりは嘘か。パラメータや名前の設定具合が気に喰わないのか、作ったiccファイルをimportしても反応無かったりマシン再起動したら有効になる場合があったりと微妙な挙動だけれど、とりあえず変更したプロファイル(iccファイル)を1つ設定できた。
と、このネタ書いてる途中で、xgamma -gamma で設定かえると元の色バランスに上書きされるのに気づいた。ということは、vcgtなパラメータを書き換えてるということなのだろうか。 (まだ適切なパラメータ設定をまだ見つけられてないし、起動時にxgammaを実行させる手間もあるので、iccファイルで出来る現状のほうがベター、と思おう)
2014-10-13[月] linux Mint(Ubuntu)で 窓使いの憂鬱 を使いダイアモンドカーソルlinux でも win や mac 同様にダイヤモンドカーソルを使いたいので、キーバインディングソフトの「私家版 窓使いの憂鬱 for linux & Mac (Darwin) 対応版」 を使用させてもらってる。 といってもlinux入PCはディスプレイ繋げず置物化していて、(格安)noteの設定のために数ヶ月ぶりに立ち上げてみればダイヤモンドカーソルが効かなくなっていて... なんぞ設定変わった?
と、ま、そんなこともあり、linux Mint 17(Ubuntu 14.04系) で窓使いの憂鬱をダイヤモンドカーソルで使用するためのメモ.
ざっくり やったことは
な感じ。
IME の設定キー配置的に CAPSLOCK/英数キー をダイヤモンドカーソルする拡張キーにしたい。 IME で 英数キー が使われていると不味いので、IME の設定(プロパティ)で英数キーを使ったものをすべて削除か別のキーに割り当て直しておく。 例えば Mozc なら "(スタート)メニュー"→"設定"→"Mozcの設定"→"一般"→"キー設定の選択"の処の"詳細"→(各種キー設定) あたり. (複数のIME入れてるならそれぞれ対処... 面倒なので己はAnthy削除してMozcだけにしてる)
mayuのダウンロード、コンパイル、インストールhttp://www42.tok2.com/home/negidakude/ から mayu-0.12.1.tar.gz をダウンロード.
適当なフォルダで展開(tar xvzf mayu-0.12.1.tar.gz)し、そのディレクトリに移動(cd mayu-0.12.1). その中に入ってる README(or INSTALL) テキストを参考に作業...だけど2011-11年以降の環境の変化でそのままでは駄目な場合があり、ググれば幾つかのサイトで対処方法が公開されているのでそれらも参考。
まずライブラリをインストール.
ubuntu系だし起動時から使うので
./configure は こちら等にあるようにエラーでるので
make するとエラー出るので先のサイトに書かれてるように msgstream.h の setp を this->setp に置換(3箇所)してから
自動起動
こちら で公開されてる定番のスクリプトを使わせてもらう。
ググると対処されてる方がおられて、こちらの頁. #!/bin/bash # Start/stop the mayu daemon. # ### BEGIN INIT INFO # Provides: mayu # Required-Start: $remote_fs $syslog # Required-Stop: $remote_fs $syslog # Default-Start: 2 3 4 5 # Default-Stop: 0 1 6 # Short-Description: mayu # Description: Enable service provided by root # ### END INIT INFO に置き換えた. /etc/init.d/mayu ができたら ([追記] update-rc.dの指定違い等修正) sudo /sbin/insserv -v mayu あるいは
で自動起動されるように設定.
ダイヤモンドカーソルな定義ファイルダイヤモンドカーソル、てか、vz系の操作を元に 設定してみたキー (ここでの ^ はCapsLock/英数キーの意)
書いてみた定義ファイルの内容は以下
include "linux109.mayu" keymap2 Q2 key *r = C-HOME key *c = C-END key *s = HOME key *d = END key *f = C-F key *a = C-H keymap Global mod mod0 = !Eisuu key M0-e = Up key M0-s = Left key M0-d = Right key M0-x = Down key M0-r = PageUp key M0-c = PageDown key M0-h = BackSpace key M0-g = Delete key M0-a = C-Left key M0-f = C-Right key M0-t = Home key M0-v = End key M0-q = &Prefix(Q2) key M0-TAB = Eisuu こいつを ~/.mayu でセーブ.
"置換"(^QA)はソフトによって結構キー違うものなので定義しないほうが無難かもだが、GEditが MS(VS)系を踏襲した CTRL-H だったのでそれを設定してる. HOME,ENDの扱いはmacよりWinと同様のことが多そうなので そのあたりは素直に設定。なのでmacと違い^t ^v の必要性ないけれど自分が使うかもで用意(いらなければ削除)。^TABでの英数(CapsLock)キー動作は...自分で使うことはほぼ無さそうだけど念の為用意.
ひと通り設定がすんだら、再起動、問題なければ CapsLock/英数キーでダイヤモンドカーソルできるはず.
2014-11-2[日] カラーキャリブレータ(ColorMunki Photo) を使ってみた
前々回 、色調整についてググっていて気になったのが色キャリブレーション機器。安いのなら1万円台からあって興味そそられてしまう。少し前にデザイナさんと色味のやりとりで手間取ったことがあったりしたので(ディスプレイのRGB輝度を適当に下げすぎてたのがまずかった)... まずは付属ソフトで
ググると ColorMunki Photo は機器性能はいいけれど付属ソフトがゴミ、と評されていてフリーソフトの argyll(CMS) & dispcalGUI を使うのが定番の模様。
付属ソフトのキャリブレーション操作は、1作業1画面で図入りで何するか示してくれるので(ページごとに機器操作のムービー・ヘルプもある)、なんなくディスプレイのキャリブレーションは簡単に行えた。(プリンターはまだ試してない)
解説ムービーは、簡単に原理や必要性を解説していて、見ておいて よかったと思う。(ただプリンターのキャリブレーションの説明みてると面倒くさそうに思えて後回しに...)
流れとしてはカラーキャリブレータをつないでソフトの指示にしたがって
といったところ。 で初心者向けな操作はまあまあよいのだけど... 評判が悪いのは生成される色プロファイルの出来のほうなので、目的からすればとっとと dispcalGUI を使うが吉、と。
argyll CMS & dispcalGUI
argyll CMS は コマンドラインツール群からなる カラーマネージメントシステム(CMS) 。(現在ver.1.6.3)
argyll と dispcalGUI は別プロジェクトのようなので配布は別々、だけど dispcalGUI の Zero Install 版でインストールすれば両方設定されるようでお手軽。 dispcalGUI は他に standalone 版があり、こちらは単体インストール版でargyllを別途インストールする必要がある.(linuxしか試してないけど多分)
Zero Install 版で win8.1(x86), os x(10.9), linux(Mint17. ubuntu14.04用をインストール) とも動作した。
なお Linux Mint 17(Ubuntu 14.04) では、
でインストール可能だったが、バージョンが古く(argyll 1.5.1, dispcalGUI 1.7.1)、バグなのかColorMunki Photo未対応なのか途中でエラー終了し使えなかった。(将来に期待)
上記のサイトを見ながらいろいろ試行錯誤、正直適切な設定ができてるかわからないけれど、しないよりはよくなったと思う。とくにデュアルモニタなんかはわかりやすい。 でもって、前々回の古ノートPCは劇的にマシになった(経年劣化激しい液晶なのであくまで"マシ"なんだけど)
あと dispcalGUI 計測時にカレントの色プロファイルの影響受けてないか気になったが、起動時に x直接初期化してるようで gnome-color-manager のプロファイル設定は無視された状態になり問題なかった。(良くも悪くもgnomeアプリじゃないから当然か)
2014-12-14[日] 24MBマシンで起動できそうなディストリ?(遅延書込12/20) 以前弄った後しまいこんで忘れてたDynabookGT475を発掘。 486DX(75MHz), 24MB(8+16MB), HDD540MB, 640x480(16bit色? 8bit色かも), win98は動いたことあるけどwin95でさえシンドいスペックなので弄るのは不毛だが、24MBで動くGUIなディストリあるかな、と無理ゲー承知、余計な気を起こして弄っていて……外装プラスチック折れる剥がれるHDD昇天、と経年劣化物は丁寧に扱えとの教訓。(躊躇なく捨てれる) と、ま、当初の目標は失われたけど、インストール準備のためにvirtualboxで試した時のメモ.
VirtualBox は mem 24MB vram 1MB(640x480x16想定) HDD500MB 古チップ諸々低スペックに設定 (CPUが速い(i7)のは諦める)。 十数年前か下手すりゃ前世紀のディストリかなと思いつつ、
は起動。(他にもあるだろうけど2つ見つかったしマシン壊れたので打ち止め) DSLは kernel 2.4系を採用したknoppix(debian)派生で最低 486DX 16MBで動くらしい。GUIは jwm (と fluxbox)採用。4.4jpは2008年製(本家最新はdsl-4.11.rc2(2012年) )。 NetBSD 6.1.5 は2014年(最新)のモノので 試しみた(ておくれ)版ではjwm。 配布されてるISO をみてると懐かしいHW(≒厳しいスペック)用が多々あったので試す気になった。
ということで思ってたよりも新しいディストリで見つかった(内部的に相応という考え方もありそうな…) DSL は軽めのアプリ1つ動かすのがせいぜいか(OS起動直後のTorsmo の表示で RAM Usage 11.5M/20.9M)。 エディタ(leafPad)で日本語入力できたりはする。 Dillo でWeb 1(,2)頁 みれる、が次の頁開けると固まる。 firefox は立ち上がらない(64MB環境にしたら立ち上がる)。 LiveCDからHDDインストールするとコピー途中でハングしたりする(32MB環境にすれば可。あるいは boot時のinstall であれば 24MB環境でも可)。 NetBSD のほうはそれよりも重め。xtermでのただのキー入力でさえ重い(32MBならそんなことなく... IMEをMozcより軽量のにすればマシになる?)
と 24MB で動いたといってもi7デスクトップ機なので. こういうのみると、Puppy や TinyCore 等がオンメモリ主体の設計で快適さを得ようとするのは理にかなってるよなあ、と納得。(今回の趣旨には合わないけれど)
DSL4.4jp インストールメモ.わすれっぽい自分のため... VRAM 1MB(640x480 16bit色想定)にしていたため、デフォルト(vga=normal 800x600)では 正常起動できず、bootパラメータとして dsl vga=785 (640x480 16bit)を与える必要あり。 起動時の boot: で "install" を入力すればインストールを行えるが、なまじ日本語化されてるため 英字なCUI環境では文字化けして読めない…… liveCDでの質問項目をメモ。
リブートして初回はrootとデフォルトユーザdslのパスワード設定、 大小英数混ぜて5~8文字を入れる。
その後、途中でエラー。vga の件だろうで、 今時のlinux環境に比べると機器の自動判定は(少)なく vgaやマウスは適切に設定する必要あり。実機だとマウスは ps/2 なりシリアルなり(usbなり)繋げてるのを正確に。VirtualBox だと usb有設定にしてusbマウス使っていても、エミュ内では usbマウスoff, ps/2マウスonじゃないと駄目かも。
2014-12-21[日] VAIO C1 に linux
前回(小メモリ起動)のDSLの影響で、VAIO C1 VR/BP (2001年くらいのモバイルPC) を引っ張り出してきて linux を入れてみた。(懲りてない) win98me,win2k 動く実機として残してるのでそれを削除する気はなく、余っているHDD領域を(w2k上で)複数のパーティション切り直して領域確保。win2kインストール時に適当に拡張パーティションに入れてしまっていたため、新規空領域も拡張パーティションのみ。基本パーティションのようなmbrによる起動はできない… が、たしか grub4dos を使えば何か出来るはず(うろ覚え)、とそれを当てに。 HWスペックは Crusoe 600MHz(ざっくり Pen2/Celeronの半分(300MHz)くらいの実力)、メモリは標準から+128MB増設して256MB(有効240MB)、HDDは120GBに換装済。画面は横長 1024x480、ちと特殊。640x480では動くだろうけど1024x480はディストリ(ドライバ)次第。 PCカードスロット、USB1.0ポート、メモリースティックが1つづつあるが、外付けでブート可能なのは sony純正の PCカード接続のCDROM くらいなのだが(ひょっとすると純正FDDも可能かもだが未確認)、os/ディストリ側がこれのドライバー対応してないと正常にos起動できない(起動は始めるが起動したプログラム自身がCDを見つけられない)。ググると大昔の日本製ディストリのいくつかは対応してたらしいが...(今回試した中で正常にOS起動できたのはCorePlusだけ)
今回インストールしてみたのは、 puppy 5.71jp, konalinux 2.3 black(2014-10-12), DSL4.4JP, Tiny CorePlus 5.1ja。
当初は前回のこともあり DSLをメインに考えてたのだけど... 以下、諸々の作業メモ.
grub4dos のインストールHDDインストールした linux を選択して起動するために grub4dos を使うので、ググって 見よう見まね(特にこちらのサイト とか)。 うちのc1の環境は C:にwin98me(fat32), D:にwin2k(ntfs)ですでに boot.ini での選択になってる。
grub4dos より をダウンロードし解凍。 テキストエディタで c:\boot.ini の最後に c:\grldr=grub4dos を追加。(vista以降は別方法で面倒だけど,まC1にvista以降いれないだろうし)
c:\menu.lst を作成。(grub4dosは他に検索するパスもあるけど、不精してくルートに配置)
default /default title restart win rootnoverify (hd0,0) chainloader +1 title command line commandline title reboot reboot title shutdown halt
のように menu.lst を作成. 再起動して、OS選択メニューで grub4dos の項目があり、選択して menu.lst 内容が出てきたらok.
あとはosインストールしたら項目を menu.lst に追記していく. ※ restart winの(hd0,0) はもちろんハード構成/パーティション構成による。(最近のwinは先頭にシステム予約済みのパーティション作られること多いし、note pc によっては先頭に回復パーティション置いてるのもあったり)
CD + 補助ドライブ(USBメモリ)による CDブートCD起動は先にも書いた通り特殊なドライブのため、CorePlus以外は失敗してるが、こちらのインストール方法を用いれば、モノによっては起動できるかもしれない。 .isoファイルをCDに焼き、その.isoの中のファイルをUSBメモリにすべてコピーしておき、CD&USBメモリをマシンに装着。 CD起動したプログラムが、CDというか必要なファイルを探す動作として接続されているドライブを順繰りに舐め、USB メモリも認識されれば、そこから必要なファイルが読み込まれるだろう、という塩梅。 仕組み的にUSBメモリでなくてもよいだろうが(こちらはHDDでやられてる模様)、path構成変えずにとなるとUSBメモリがお手軽かと(USBメモリ認識しないようならHDDで)。 参考にしたサイトは Puppy で行っていたが、己のC1でも konalinux, DSL の起動ができたので、割と通用する手なのかもしれない。
grub4dos によるCDイメージのブート当初はインストールしたosの起動用としか考えていなかったが、grub4dos はCDの中身をhdd(fat/ntfs)にコピーして置いたものも起動できるようだ。(つまりCDなくてもlinuxインストール可能。よくよく思えば bootセクタのないパーティションからos起動するのと同じようなことか)。また iso ファイル起動も条件しだいでは可能とのこと。 残念ながら isoファイル起動は条件にあわないようで駄目だったが、CDからコピーしたファイルでの起動は割と成功した。 ただ、ディストリごとに kernel,initrd ファイル&適切にパラメーラを設定しないと駄目なので結構面倒ではある。(個々の設定は後述)
PLoP Boot Manager によるUSBブート
前記の方法で一応USBブート可能だろうが、もっとお手軽にブータブルUSBメモリを簡単に起動出来ないものかと探せば、こちら で紹介のPLoP Boot Manager というもので出来る模様。 PLoP は grub4dos から起動するようにした。まず ダウンロードしてきて展開、直下にある plpbt.bin を c:\ にコピー。 c:\menu.lst に
title PLoP Boot Manager find --set-root /plpbt.bin kernel /plpbt.bin を追加。 起動可能 USB は win機で何かしかのソフト(UNetbootin とか Rufus とか)で書き込んで用意。
Puppy Linux 5.71 jp のインストールPuppyLinux5.71jp の CD(iso) の中身を、c:\puppy571 にコピー。 c:\menu.lst に
title [LiveCD image] Precise Puppy 5.71 jp find --root-set /puppy571/vmlinuz kernel /puppy571/vmlinuz pmedia=cd pfix=fsck acpi=off initrd /puppy571/initrd.gz
を追記しておいて、grub4dos より起動、sda9 に full インストール。ext2。もちろんこのときbootローダは組み込まない。(すでにgrub4dos使ってるので) インストールしたものを起動するために c:\menu.lst (/mnt/sda1/menu.lst) に
title Puppy Linux 5.7.1 jp root (hd0,8) kernel /boot/vmlinuz root=/dev/sda9 pmedia=atohd acpi=off を追加。
今回の中では一番インストールでトラブルがなかった。(他をやった後なので手順に慣れてきてたのもあるだろうけど)
実際に使う上でも今回の中では一番使い出はあると思う。 Puppy で気に入らないのは(たぶん大抵のWinユーザーが思いそう)ファイラ(ROX)のシングルクリック動作だけど、これはちょっと設定変えればよい。
他にも画面が狭いので、フォント小さくしたり、guiのテーマ控えめのにしたり小さくできそうなところ小さくしたり。 それでも、(start)メニュー微妙に長くて少し画面はみ出しちょっと面倒。(.jwmrc から ヘルプ消して対処... 他のソフトインストールしたら復活、別途雛形管理されてるんか...)
その他、puppy には限らず他でもそうだけど、不意に電源きれたりあるいは正常でも電源が切れるタイミングか何かの影響で、タマに起動時のファイルチェックで怒られる。ext2にしたことをちょっと後悔(でもスペック的にext3躊躇)。
konalinux 2.3 black のインストール画面 1024x480 や PCカード無線LAN,USB-LANの認識は大丈夫だったが、試すなら激重承知で…… CDの中身をhddにコピーしての起動は (C:\kona23bk\ に入れたとして)
title [LiveCD image] konalinux 2.3 black find --set-root /kona23bk/live/vmlinuz kernel /kona23bk/live/vmlinuz boot=live quiet config acpi=off locales=ja_JP.UTF-8 timezone=Asia/Tokyo live-media-path=/kona23bk/live initrd /kona23bk/live/initrd.img
ただし、この方法で起動した場合、HDDインストールが行えない。
HDDにインストールしたものを起動するには(sda7 に入れたとして)
title konalinux 2.3 black root (hd0,6) kernel /boot/vmlinuz-3.2.0-4-486 ro root=/dev/sda7 quiet locales=ja_JP.UTF-8 timezone=Asia/Tokyo acpi=off initrd /boot/initrd.img-3.2.0-4-486 をc:\menu.lst に追記。 startメニュー開けるだけでも激遅。メニューでのアイコンの使用を全部やめるとマシになるが、その他 UI軽くするような設定に変えても焼け石に水といったところ。
DSL4.4jp のインストールHDDに CD の中身をコピーしての場合(C:\DSL44JP に入れたとして)
title [LiveCD image] DSL 4.4 jp find --set-root /DSL44JP/boot/isolinux/linux24 kernel /DSL44JP/boot/isolinux/linux24 vga=786 boot=live quiet dma=on noscsi lang=ja acpi=off knoppix_dir=/DSL44JP/KNOPPIX knoppix_name=KNOPPIX initrd /DSL44JP/boot/isolinux/minirt24.gz (HDD のインストールをするときは Bootローダ書込をしないでおく) HDD インストールしたものを起動する場合は (hda8 に入れたとして)
title DSL4.4jp root (hd0,7) kernel /boot/linux24 root=/dev/hda8 quiet vga=786 dma=on noscsi lang=ja acpi=off
/dev/sdaN でなく /dev/hdaN であることに注意。 usb-lanはokだったけど 画面は640x480、pcカード無線LANは使えず. ドライバーとか探せばなんとかなるかですが、そこまでは手を付けず。
Tiny CorePlus 5.1ja のインストール
CD内容hddコピーしての起動はまだ成功せず、でHDDへのインストールは CD起動して行った(PLoPでusb起動できれるかもだが未確認)。 HDDにインストールしたCorePlusの起動には (hda11にインストールしたとして)
title TinyCorePlus 5.1 ja root (hd0,10) kernel /tce/boot/vmlinuz quiet xvesa=640x480x24 dma=on tz=JST-9 notuc acpi=off lang=ja_JP.UTF-8 kmap=qwerty/jp106 initrd /tce/boot/core.gz を c:\menu.lst に追加。
実際には CDからhddインストールするときに boot マネージャ有にしておき生成された /tce/boot/extlinux/extlinux.conf に設定されてるパラメータをみて 必要そうなのをコピペしてる(たとえば waitusb=5:UUID="…" とか) 画面は640x480、手持ちの 無線LAN PCカードはデフォルト状態ではHW認識が微妙でマトモに使えなかった。usb-lan は最初から差しとけば使える。このへんは調べりゃなんとかなるかもしれないが... 気力ないのでブートできただけでヨシとしてる。
雑感Puppy みなおした、てか、正直 kona black の重量級ぷりにびっくりだった。考えてみればスペック的には当然で、むしろ Puppy がようがんばっとんなぁ、なんだけど。wm等環境の差が大きいのかねえ。(jwm だってそれなりに凝ってるとこあるからも少し軽いのだってありえそうだけど) P3-600MHz あれば kona 選択するだろうけど、Crusoe 600MHz な VAIO C1 では Puppy が一番手間いらずで使いやすいかな、と。(win2kがベターとかいうのは野暮)
DSL や TinyCore はドライバーとかの都合がつけばよいかも。
2014-12-28[日] VAIO C1 でlinux 補足(遅延書き込み) 前回(雑記/2014-12-21)以降、grub2誤インストール→install-mbrしたりごちゃごちゃ→w2kの回復セットアップでごちゃごちゃ→drive c 破壊、と間抜けしてしまい。 C1のリカバリDISC は CだけでなくDドライブも(連続したパーティションで)必要なようでリカバリ諦め。Dドライブの w2k が生きてれば実質は問題ないので CドライブはFAT32でフォーマット、 w2k のDISC より、 NTLDR NTDETECT.COM BOOTFONT.BIN をC:\にコピーして、c:\boot.ini を [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT="Win2K" /fastdetect のようにして作成. あと Puppy linux で grub4dos を/sdaにインストールして(menu.lstをそれっぽくして)無事起動。
それと、 debian7 を最小構成でインストールして icewm や jwm を試してみたら軽さ的には結構よさげなのかも。もちろんその他の必要そうなもの次々いろいろインストールしてサービス等常駐物増えてくとメモリ消費や重さはますけど...
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