binat v1.16 ■ はじめに (バイナリ)ファイルの中身をダンプしたり Cやアセンブラのソースに変換し たりできます。 横バイト数は 16バイト固定でなく指定できますし、1データは 1,2or4バイ ト単位のいずれかでエンディアンも指定可能です。 ■ つかいかた usage: binat [-opts] [file(s)] ... // binat v1.14 バイナリファイルの中身を指定されたフォーマットで(1バイト単位で)テキストに して表示します -? ヘルプ -d 10進で表示 -mw BYTEでなくモトローラWORDで処理 -iw BYTEでなくインテルWORDで処理 -md BYTEでなくモトローラLONGで処理 -id BYTEでなくインテルDWORDで処理 -am 68kのアセンブラの表記(dc.b) -ai 80x86のアセンブラの表記(DB) -n 安易dump -k (-nのとき)アドレスを付加 -c Cでの表記 -g TRON風data -b BASICのDATA文 -rN 入力開始位置(10進) -rxN 入力開始位置(16進) -sN 入力する最大バイト数(10進) -sxN 入力する最大バイト数(16進) -lN 1行のバイト数(1-8192) -tN 行頭の空白($20)の数 -yN N行おきに空行を挿入 -z 標準入力(指定ファイル無視) -qN アスキー表示付(1=全角 2=7bit 3=素) -eSTR DB,dc.b,DATA等の代わりに行頭に置く文字列を指定 -r(x),-s(x)での値の範囲はとりあえず31bits正整数です. ファイルは複数指定可能です(がまず2つ以上指定する必要はないでしょう) オプションは複数指定可能で、同じ種類の指定は後ろのものが有効です. オプションのデフォルト状態で、-l16 -t8 -r0 -sx7fffffff です. また、オプション無指定のときは -n -k -q が指定されたことになります。 (dump な表示になります). ■ 再コンパイルについて ソースは ANSI スタイルでなく古いスタイルで書いてあります。 binat.exe 自体は Win32 コンソール用です。 16ビットなMS-DOS環境用は binat16.exe を(renameするなりして)使ってく ださい。 win/DOSならばたいていのCコンパイラでコンパイルできると思いますが、 一応 LSI-C(試食版) を使うのがベストです。 -z での標準入力は、LSI-C以 外でコンパイルすると、おそらくテキスト・モードで扱われパイプ(リダイレ クト)とかすると改行コード変換とかされて不幸です^^; (もっとも MS-DOSでバイナリ・ファイルをパイプする人なんてめったにない だろうけど^^;) v1.11の段階では xc(x68k)で再コンパイルできてました。 v1.01の段階では mwc(os9/09(fm11)) + クレイダー's CLIB(ひょっとしたら clib63依存) でコンパイルできてたようです。 現在は不明です。 ■ 配布等 たいしたしろものではないですが、とりあえず、フリーソフトとします。 オンラインでの非営利配布ならば作者に連絡不要で再配布していただいてかま いません。その他の場合は事前に相談ください。 ソースですが、原作者を含め第三者のプログラミングを阻害しない人に限り 流用や改造は自由です(改造部分の著作権でもって他者の利用を禁止するとか いう人は駄目です)。直接的な改造物を再配布したい場合は改造物であること を明示し配布条件/形態を原作者と同じようにしてください。 ささいな流用程 度ならば出所明記は特には不要です。 作者はいかなる責任も義務も負いません。利用者の責任で用いてださい。 例によって十分なチェックなんて行ってるわけないので、気をつけてくださ いませ。 てんか☆ (M.Kitamura) NBB00541@nifty.ne.jp