2015-4-29[水] vs12 で openFramework をちょっと弄る※追記:間抜けてました。以下は間違い、単にvs12指定してもvs11がinstallしてある環境だとそれが使われてただけの模様(新しいマシンに移行してvs12インストールしなかったらダメだった)
久しぶりに openFramework (のexample)をコンパイルしてみた。
一年程前にvc12で試した時(ver0.8.1|2前後?)は poco 等のc++系ライブラリの .lib のリンクでVCバージョンチェックに引っかかったり諸々エラー出て断念したのだけど(もちろんvc11はok) ...
Drag&Drop example
oF では char文字列は概ね UTF8 扱いになっている。oFが利用しているライブラリの poco とか glfw とかが UTF8 で扱っいて それらに任せてる状態のようだけど。 正攻法で直すとするとファイル・アクセスはpoco系にまかせてオンメモリ状態のファイルから画像イメージを取り出す形にすればよいのだろうけど... freeImage には wchar_t*ファイル名のAPIも用意されてるので oF 側を修正するのがお手軽な感じ. ofImage.cpp の template<typename PixelType> static bool loadImage 関数中の if(fif == FIF_UNKNOWN) { // or guess via filename fif = FreeImage_GetFIFFromFilename(fileName.c_str()); } if((fif != FIF_UNKNOWN) && FreeImage_FIFSupportsReading(fif)) { bmp = FreeImage_Load(fif, fileName.c_str(), 0); if (bmp != NULL){ bLoaded = true; } } を #ifdef TARGET_WIN32 extern std::wstring convertNarrowToWide( const std::string& as ); if(fif == FIF_UNKNOWN) { // or guess via filename fif = FreeImage_GetFIFFromFilenameU(convertNarrowToWide(fileName).c_str()); } if((fif != FIF_UNKNOWN) && FreeImage_FIFSupportsReading(fif)) { bmp = FreeImage_LoadU(fif, convertNarrowToWide(fileName).c_str(), 0); if (bmp != NULL){ bLoaded = true; } } #else 略(前記元ソース) #endif
な感じに修正.
それと、winでのドラッグ&ドロップについては もう一つ問題があって、ドラッグされたファイルのパスのドライブレターが省かれてしまい同一ドライブ以外からのドラッグだとファイルが読めない状態になっている。 これは ofAppGLFWWindow.cpp の 関数 ofAppGLFWWindow::drop_cb の for(int i=0; i<(int)drag.files.size(); i++){ drag.files[i] = Poco::URI(dropString[i]).getPath(); } の部分で Poco::URI(dropString[i]).getPath() が ドライブレターを取っ払ってしまうためで、とりあえず アルファベット1文字+':'で始まってたらローカルPC中のパスだろうとして for(int i=0; i<(int)drag.files.size(); i++){ #ifdef TARGET_WIN32 if (isalpha(dropString[i][0]) && dropString[i][1] == ':') { drag.files[i] = dropString[i]; continue; } #endif drag.files[i] = Poco::URI(dropString[i]).getPath(); } な感じに修正することで 対処可能。
UTF-8 表示
char*はUTF-8だけれど、残念ながら表示については マルチバイト系全滅かもしれない。 元々 oF を vs12 で使いたかったのは(1年前 vs12購入した理由は) #pragma execution_character_set("utf-8") で幸せになれそうな気がしたためだけど、画面表示がこれじゃあ... よく探してないので 別(addonとか)に あるかもしれないけれど。 お仕事でターゲット向けに作ってた文字列表示処理を思えば作れないものでもないだろうけれど。 正直 今は oF 以外に興味行ってるので、このへんで挫折です。
2015-4-20[月] KEYEVENTF_EXTENDEDKEY
win で fltk のサンプルを動かしてるとキー入力全般で、拙作のキーバインディングソフトDiaKbdMouse経由でのカーソル移動がテンキー数字に化けてしまった。調べてみると fl_win32.cxx で WK_KEYUP/DOWN処理でlParamのbit24=拡張キーをみて、拡張キーじゃなかったら まさにそのようなキーが押されたようにする処理になっている。状況的に DiaKbdMouse側で設定足りてないせいだろうで ググれば まさにな頁発見。 しかし fltk でこんな処理をしてるってことはIBM拡張キーボードとは非互換かつ多少なりとも普及したテンキー付キーボードがあった?…ではなく、拡張キー扱いでない時の fltk でのキーコードは、単に (virtualでない) bios のキーコードと同じようなので、本来はそういう扱いをするものなんですかね。いままで KEYEVENTF_EXTENDEDKEY 付けてなくても困ってなかったから WK_KEYUP/DOWN処理で律儀にlParamのbit24見てるソフトは滅多にないと思うけれど... fltkなソフトを今まで使ってなかったとも言えるか。
2015-2-7[土] devian7 軽量インストール (続 vaio c1 に linux)
前回以降も、たまに ちびちび弄ってたりする vaio c1。
debian7 を入れてみてたのでベストにはほど遠いけれど作業メモ。 インストール前回のgrub4dosインストール済のC1環境なので、grub4dos の iso ファイル起動を用いて hdd より netinst (debian-7.7.0-i386-netinst.iso) をしてみた。と、いっても例によってCDドライブは見失うので、isoファイルを展開した usb メモリを別途用意&装着。grub4dosのmenu.lst に 以下を追加。
title netinst debian7 find --set-root /debian-7.7.0-i386-netinst.iso map /debian-7.7.0-i386-netinst.iso (0xff) || map --mem /debian-7.7.0-i386-netinst.iso map --hook chainloader (0xff) rootnoverify (0xff)
isoファイル起動にしたのは net経由のためPCカードスロットにCDでなく(無線)LANアダプタを繋げるためだったのだけど、インストール時に認識できず(というかその後もうまく認識させられず)、結局 電源ありのUSBハブを繋げてそこに USB-LAN とUSBメモリを装着してインストールした。
grub4dos のmenu.lst に起動エントリを用意
title Debian 7 gui root (hd0,7) kernel /boot/vmlinuz-3.2.0-4-486 root/dev/sda8 ro acpi=off quiet vga=786 initrd /boot/initrd.img-3.2.0-4-486 また 通常(runlevel 2)のGUI起動以外に テキスト(CUI)のみの起動もしたいので
title Debian 7 text root (hd0,7) kernel /boot/vmlinuz-3.2.0-4-486 3 root/dev/sda8 ro acpi=off quiet vga=786 initrd /boot/initrd.img-3.2.0-4-486 のように runlevel 3 で用意. コンソール環境にてまずはコンソール環境で作業。su で root になって、/etc/sudoers に自分(ユーザ名)の設定を追加(viやemacsの使えない己は nano で)
#ユーザー名 (ALL:ALL) ALL ユーザー名 (ALL)NOPASSWD: ALL 当初は上のコメント側の設定だったが、gui側で shutdown/reboot の設定(を楽)する都合パスワード無にした。多少心地悪いが 己の vaio c1 の使用具合や puppy等LiveCD系をインストールした場合を思えば許容範囲だろうとしとく。
sudo apt-get remove exim4 exim4-base exim4-config sudo apt-get remove bluez bluetooth (その他も何か削除したような気はするけど忘却)
sudo apt-get install ne utf8で多少なりとも win/dos系な操作の代物を使いたく(^Zがundoじゃなくsuspendで泣くけど... fgは覚えた)。
ファイラ fdclone(fd) もインストール。己には必須。すぐさま使いたい場合は apt-get install fdclone
なんだけど昔から apt-get で入れた場合どうも全角表示が化けてしまうようで(utf8未対応でコンパイルされてる?)、ちゃんと使いたい場合はソースからインストール。 ※ sudo ってディストリ(設定)によって sudo -s したときのユーザが 自分自身のままだったり rootに変わったりするよう。ubuntu系?だと自分自身のままのようで、それに慣れてると root で ~ ディレクトリも変わってるのを忘れて作業してミスしたり、fdclone等 で /home/ユーザー名/.各種個人config が読み込まれず難儀したり... ということでfdcloneは共通側(usr/local/etc/fd2rc)に個人設定を反映してしのいだ。(sudoをどうにかできればよいのだろうけど よくわからず)
X無でも 日本語表示 したいので fbterm とフォント も install。 sudo apt-get install fbterm sudo apt-get install unifont 実際には unifont だけでなく fonts-takao や fonts-umeplus 等他のフォントも入れているが 指定に使うフォント名調べるの面倒臭がってとりあえず unifont。で、
sudo fbterm -n unifont と、すれば起動。1度実行すると ~/.fbtermrc が作られているので、その中のフォント関係を font-names=unifont font-size=16
に修正(sizeは好みでだけど unifontではこのサイズがスッキリみえるかなと)。 sudo chmod u+s /usr/bin/fbterm してユーザーでも使えるように変更。この環境は すでにセキュリティ的なことは緩いので、お手軽設定でヨシとしとく。
キーバインド変更ソフトの"窓の憂鬱linux版"(mayu)もインストール。(これでダイアモンドカーソル使えるようにしておかないとnote系キーボードをようさわれん奴なので) ただ今回の環境では窓の憂鬱 常駐(実行)状態で (あとでインストールする)Xを 起動すると、jpキーボード設定なのに usキーボード配置に化けるということが起きた。 試してみると scim,uim,ibus だと駄目だったが fcitx だと設定次第でちゃんとjpキーボード配置になったので fcitx を採用することにした。(fcitxのインストールは後述) 設定次第とは /etc/default/keyboard のキーボード設定で、該当部分を XKBMODEL="jp106" XKBLAYOUT="jp" XKBVARIANT="OADG109A" のようにすることで対応。XKBVARIANT="OADG109A"がミソのようで、こうすることでjpキーボード(OADG109A系)扱いになった。(逆に XKBMODEL は別のでも影響なさげ) ※当然 窓の憂鬱 か X どちらか起動しなけりゃ scim,uim,ibus でも問題無く。ググってみても他の窓の憂鬱使いで同様な問題起きてそうな人は見当たらないので 環境(C1)依存か己の何かの設定ミスかもしれず。
あと、非X環境での日本語入力は諦めた。 ※実は、X起動後に 窓の憂鬱を起動すれば、usキーボード化けは起きないので そうすれば uim (やscim,ibus)を用いることはできるのだけど... X起動直後に自動で適切にmayu有効にする方法わからず断念 (runlevel 2,3でmayu起動タイミングを代え、gui時は .profile で sudo /etc/init.d/mayu start すればそれっぽくできたのだけど、WMのメニューから login し直した後に結局usキーボード化けしたりと 細々面倒で)。 ※配布サイト見に行こうとしたら消失してる?模様(去年末はみれてたと思うのだけど) icewmGUIも使いたいので、まずは x をインストール。 sudo apt-get install xorg 次に window manager として icewm をインストール。 sudo apt-get install icewm startx で起動、ログアウトでコンソールに戻ってくる。
jwm も入れてみたけれど 好みで今のところicewm.
(jwm も設定いじればできる類かもしれないが未調査) 個人的には4つめの 左上アイコン・ダブルクリックでのcloseがツボだった。これ、win3.1時代(&以前)の窓閉方法なんだが、己は未だに使ってしまうことがあるため地味にありがたかったりする。MS って戦略的に大きな変更をたまにするけれど ものによっては"まだ維持してたの?!"とあきれるような細かい互換を維持し続けてたりするので... その類を他で実現されるとね。
icewm の環境設定として、/usr/share/icewm/ (ものによっては/etc/X11/icewm) より ~/.icewm へ preferences (や menu, toolbar 等)をコピー。 ShutdownCommand="sudo poweroff" RebootCommand="sudo reboot"
予め sudoers でパスワード無しに設定しくことで、これですます(諦めた)。
※ 色とかフォントは、theme 側の設定が使われるので preferences 側のを弄る意味無し。
sudo apt-get install rox sudo apt-get install leafpad sudo apt-get install iceweasel
できればroxよりpcmanfmを使いたいところだけれどやはり重く。 エディタは素早い起動で高機能のものがあればだけど未調査。
webブラウザは firefox 常用なので iceweasel を一応入れたが激重。
sudo apt-get install fcitx-mozc
anthy と mozc では変換効率とリソース負荷を天秤にかけて mozc を選択。 ※ あと己はmayuでcapslock/EISU キーでダイアモンドカーソル出来るようにしているため、mozcの設定で EISU キーへの機能割り当ては全部削除したり、ことえりぽく muhenkanとhennkanでime off/onさせるように書き換えたりしてる。がこの辺は省略。(忘れそうなので Fcitx Config → Global Config → Hotkey → Activate input method に HENKANMODE, inactivate input Method に MUHENKAN を設定だけメモ)
slim通常は起動時からguiを使うことにしたいので、 ログイン(desktop) manager として slim をインストール。 sudo apt-get install slim /etc/slim.conf を弄り好みで設定を変更。 default_user ユーザー名 ユーザー1人しかいないのだしデフォルトユーザー名を設定しておく。
sessions default,icewm sessions には実際にインストールしている wm だけに変更(選択肢文字列なだけで、選択しない限り関係ないけど、選択できてしまうのが面倒、と) wm 切り替えることが早々無く自宅でしか使わないなら いっそ auto_login yes にして ユーザー名&password 入力無く起動出来るようにしとくのも手。
あと、ログイン画面の背景画を変えたい場合は current_theme my-theme
な感じで debian-joy の代わりに新規theme名をつける(debian-joy直接書きけるのでもよいだろうけど一応別にしておく)。
と runlevel 3 の場合は gui でなく cui(text)で起動したいので、slimを実行しないよう /etc/rc?.d への登録を変更する。 # Default-Start: 2 4 5 # Default-Stop: 0 1 3 6 のように該当行を書換(3をStartからStopへ移し)てセーブ。その後 sudo insserv -r slim sudo insserv -v slim を実行。
CUI専用環境での 日本語入力GUI(X)を使わないCUI環境だけのdebian7インストールを(別途)行う場合は、fcitx に拘る必要ないので、uim-fep で 日本語入力を行えるようにできるだろう。 sudo apt-get install uim uim-anthy uim-fep (ここでmozcでなくanthyなのは uim-fep試した時使ってたのがこれだった為) CTRL-SPACE で fep o/off して変換おこなえるが、全角半角や変換・無変換等のキーは使えず別キーを使う必要がある。 コンソール環境では歴史的に新しめのキーやローカル(日本語)キーなんぞは仕様・ソフト的(ncursesやそれが参照するterminfo,termcap)に未対応のようなので仕方ないけれど... 逆に F13~F36(F63?) とか、実キーとしてはめったに無さそうなキーコードは存在してたりする。 ので、窓の憂鬱で、普通は使って無さそうなファンクションキーコードを流用して、例えば、全角半角キーなら F16、無変換なら F17、変換ならF18、かな ならF19、のようにキーコードを置換するようにし、日本語変換(エンジン)側のキー設定もそれに合わせて F16-F19を設定しておけば、コンソール環境でも日本語変換キーで変換が行えるようになるはず。(F16-F19で不都合ありそうなら番号ずらす) .mayu の設定例として(漢字キー以外の変換無しの場合) include "linux109.mayu" keymap Global key Kanji = F16 key Muhenkan = F17 key Henkan = F18 key Hiragana = F19 (もし既存の .mayu に追加するなら Kanji,Muhenkan,Henkan,Hiraganaの4行を keymap Global の範疇に追記) ~/.uim で該当部分に (define-key generic-on-key? '("F16" "ZENKAKUHANKAKU" "<Control> ")) (define-key generic-off-key? '("F16" "ZENKAKUHANKAKU" "<Control> ")) のように F16 を追記。 あと ~/uim.d/customs/ 下の *.scm 中の、"zenkaku-hankaku", "Muhenkan", "Henkan_Modo", "hiragana" のある定義に、日本語キーに対応する "F16","F17","F18","F19" を追記していけば大体意図通りになる
……ハズ、と思う。
2015-1-1[木]新年あけましておめでとうございます。 去年中にやりきれなかったことを今年(中)はやり遂げたい...とぜんぜんひきづっててあらたまってないな。 お仕事は一昨年秋くらいからのスマフォ・ガチャアプリ系の下っ端仕事がまだ続いていて1つの作品に連続でここまで長く携わるのは初めてかも(さすがにもうそろそろ切れるだろうけど)。最初のリリースまでは激務で以後は緩急あるけど穏やかな進行で、ターゲット(技術)は今までの延長だけど仕事運び的には業種の違いを実感。
やっぱ納期に対する要求具合の違いは全体的にいろいろな局面で判断基準が違ってくるものですね(会社ごとのカラーもあるでしょうが)。 と、ま、ぼちぼち生きてます。
2014-12-28[日] VAIO C1 でlinux 補足(遅延書き込み) 前回(雑記/2014-12-21)以降、grub2誤インストール→install-mbrしたりごちゃごちゃ→w2kの回復セットアップでごちゃごちゃ→drive c 破壊、と間抜けしてしまい。 C1のリカバリDISC は CだけでなくDドライブも(連続したパーティションで)必要なようでリカバリ諦め。Dドライブの w2k が生きてれば実質は問題ないので CドライブはFAT32でフォーマット、 w2k のDISC より、 NTLDR NTDETECT.COM BOOTFONT.BIN をC:\にコピーして、c:\boot.ini を [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT="Win2K" /fastdetect のようにして作成. あと Puppy linux で grub4dos を/sdaにインストールして(menu.lstをそれっぽくして)無事起動。
それと、 debian7 を最小構成でインストールして icewm や jwm を試してみたら軽さ的には結構よさげなのかも。もちろんその他の必要そうなもの次々いろいろインストールしてサービス等常駐物増えてくとメモリ消費や重さはますけど...
2014-12-21[日] VAIO C1 に linux
前回(小メモリ起動)のDSLの影響で、VAIO C1 VR/BP (2001年くらいのモバイルPC) を引っ張り出してきて linux を入れてみた。(懲りてない) win98me,win2k 動く実機として残してるのでそれを削除する気はなく、余っているHDD領域を(w2k上で)複数のパーティション切り直して領域確保。win2kインストール時に適当に拡張パーティションに入れてしまっていたため、新規空領域も拡張パーティションのみ。基本パーティションのようなmbrによる起動はできない… が、たしか grub4dos を使えば何か出来るはず(うろ覚え)、とそれを当てに。 HWスペックは Crusoe 600MHz(ざっくり Pen2/Celeronの半分(300MHz)くらいの実力)、メモリは標準から+128MB増設して256MB(有効240MB)、HDDは120GBに換装済。画面は横長 1024x480、ちと特殊。640x480では動くだろうけど1024x480はディストリ(ドライバ)次第。 PCカードスロット、USB1.0ポート、メモリースティックが1つづつあるが、外付けでブート可能なのは sony純正の PCカード接続のCDROM くらいなのだが(ひょっとすると純正FDDも可能かもだが未確認)、os/ディストリ側がこれのドライバー対応してないと正常にos起動できない(起動は始めるが起動したプログラム自身がCDを見つけられない)。ググると大昔の日本製ディストリのいくつかは対応してたらしいが...(今回試した中で正常にOS起動できたのはCorePlusだけ)
今回インストールしてみたのは、 puppy 5.71jp, konalinux 2.3 black(2014-10-12), DSL4.4JP, Tiny CorePlus 5.1ja。
当初は前回のこともあり DSLをメインに考えてたのだけど... 以下、諸々の作業メモ.
grub4dos のインストールHDDインストールした linux を選択して起動するために grub4dos を使うので、ググって 見よう見まね(特にこちらのサイト とか)。 うちのc1の環境は C:にwin98me(fat32), D:にwin2k(ntfs)ですでに boot.ini での選択になってる。
grub4dos より をダウンロードし解凍。 テキストエディタで c:\boot.ini の最後に c:\grldr=grub4dos を追加。(vista以降は別方法で面倒だけど,まC1にvista以降いれないだろうし)
c:\menu.lst を作成。(grub4dosは他に検索するパスもあるけど、不精してくルートに配置)
default /default title restart win rootnoverify (hd0,0) chainloader +1 title command line commandline title reboot reboot title shutdown halt
のように menu.lst を作成. 再起動して、OS選択メニューで grub4dos の項目があり、選択して menu.lst 内容が出てきたらok.
あとはosインストールしたら項目を menu.lst に追記していく. ※ restart winの(hd0,0) はもちろんハード構成/パーティション構成による。(最近のwinは先頭にシステム予約済みのパーティション作られること多いし、note pc によっては先頭に回復パーティション置いてるのもあったり)
CD + 補助ドライブ(USBメモリ)による CDブートCD起動は先にも書いた通り特殊なドライブのため、CorePlus以外は失敗してるが、こちらのインストール方法を用いれば、モノによっては起動できるかもしれない。 .isoファイルをCDに焼き、その.isoの中のファイルをUSBメモリにすべてコピーしておき、CD&USBメモリをマシンに装着。 CD起動したプログラムが、CDというか必要なファイルを探す動作として接続されているドライブを順繰りに舐め、USB メモリも認識されれば、そこから必要なファイルが読み込まれるだろう、という塩梅。 仕組み的にUSBメモリでなくてもよいだろうが(こちらはHDDでやられてる模様)、path構成変えずにとなるとUSBメモリがお手軽かと(USBメモリ認識しないようならHDDで)。 参考にしたサイトは Puppy で行っていたが、己のC1でも konalinux, DSL の起動ができたので、割と通用する手なのかもしれない。
grub4dos によるCDイメージのブート当初はインストールしたosの起動用としか考えていなかったが、grub4dos はCDの中身をhdd(fat/ntfs)にコピーして置いたものも起動できるようだ。(つまりCDなくてもlinuxインストール可能。よくよく思えば bootセクタのないパーティションからos起動するのと同じようなことか)。また iso ファイル起動も条件しだいでは可能とのこと。 残念ながら isoファイル起動は条件にあわないようで駄目だったが、CDからコピーしたファイルでの起動は割と成功した。 ただ、ディストリごとに kernel,initrd ファイル&適切にパラメーラを設定しないと駄目なので結構面倒ではある。(個々の設定は後述)
PLoP Boot Manager によるUSBブート
前記の方法で一応USBブート可能だろうが、もっとお手軽にブータブルUSBメモリを簡単に起動出来ないものかと探せば、こちら で紹介のPLoP Boot Manager というもので出来る模様。 PLoP は grub4dos から起動するようにした。まず ダウンロードしてきて展開、直下にある plpbt.bin を c:\ にコピー。 c:\menu.lst に
title PLoP Boot Manager find --set-root /plpbt.bin kernel /plpbt.bin を追加。 起動可能 USB は win機で何かしかのソフト(UNetbootin とか Rufus とか)で書き込んで用意。
Puppy Linux 5.71 jp のインストールPuppyLinux5.71jp の CD(iso) の中身を、c:\puppy571 にコピー。 c:\menu.lst に
title [LiveCD image] Precise Puppy 5.71 jp find --root-set /puppy571/vmlinuz kernel /puppy571/vmlinuz pmedia=cd pfix=fsck acpi=off initrd /puppy571/initrd.gz
を追記しておいて、grub4dos より起動、sda9 に full インストール。ext2。もちろんこのときbootローダは組み込まない。(すでにgrub4dos使ってるので) インストールしたものを起動するために c:\menu.lst (/mnt/sda1/menu.lst) に
title Puppy Linux 5.7.1 jp root (hd0,8) kernel /boot/vmlinuz root=/dev/sda9 pmedia=atohd acpi=off を追加。
今回の中では一番インストールでトラブルがなかった。(他をやった後なので手順に慣れてきてたのもあるだろうけど)
実際に使う上でも今回の中では一番使い出はあると思う。 Puppy で気に入らないのは(たぶん大抵のWinユーザーが思いそう)ファイラ(ROX)のシングルクリック動作だけど、これはちょっと設定変えればよい。
他にも画面が狭いので、フォント小さくしたり、guiのテーマ控えめのにしたり小さくできそうなところ小さくしたり。 それでも、(start)メニュー微妙に長くて少し画面はみ出しちょっと面倒。(.jwmrc から ヘルプ消して対処... 他のソフトインストールしたら復活、別途雛形管理されてるんか...)
その他、puppy には限らず他でもそうだけど、不意に電源きれたりあるいは正常でも電源が切れるタイミングか何かの影響で、タマに起動時のファイルチェックで怒られる。ext2にしたことをちょっと後悔(でもスペック的にext3躊躇)。
konalinux 2.3 black のインストール画面 1024x480 や PCカード無線LAN,USB-LANの認識は大丈夫だったが、試すなら激重承知で…… CDの中身をhddにコピーしての起動は (C:\kona23bk\ に入れたとして)
title [LiveCD image] konalinux 2.3 black find --set-root /kona23bk/live/vmlinuz kernel /kona23bk/live/vmlinuz boot=live quiet config acpi=off locales=ja_JP.UTF-8 timezone=Asia/Tokyo live-media-path=/kona23bk/live initrd /kona23bk/live/initrd.img
ただし、この方法で起動した場合、HDDインストールが行えない。
HDDにインストールしたものを起動するには(sda7 に入れたとして)
title konalinux 2.3 black root (hd0,6) kernel /boot/vmlinuz-3.2.0-4-486 ro root=/dev/sda7 quiet locales=ja_JP.UTF-8 timezone=Asia/Tokyo acpi=off initrd /boot/initrd.img-3.2.0-4-486 をc:\menu.lst に追記。 startメニュー開けるだけでも激遅。メニューでのアイコンの使用を全部やめるとマシになるが、その他 UI軽くするような設定に変えても焼け石に水といったところ。
DSL4.4jp のインストールHDDに CD の中身をコピーしての場合(C:\DSL44JP に入れたとして)
title [LiveCD image] DSL 4.4 jp find --set-root /DSL44JP/boot/isolinux/linux24 kernel /DSL44JP/boot/isolinux/linux24 vga=786 boot=live quiet dma=on noscsi lang=ja acpi=off knoppix_dir=/DSL44JP/KNOPPIX knoppix_name=KNOPPIX initrd /DSL44JP/boot/isolinux/minirt24.gz (HDD のインストールをするときは Bootローダ書込をしないでおく) HDD インストールしたものを起動する場合は (hda8 に入れたとして)
title DSL4.4jp root (hd0,7) kernel /boot/linux24 root=/dev/hda8 quiet vga=786 dma=on noscsi lang=ja acpi=off
/dev/sdaN でなく /dev/hdaN であることに注意。 usb-lanはokだったけど 画面は640x480、pcカード無線LANは使えず. ドライバーとか探せばなんとかなるかですが、そこまでは手を付けず。
Tiny CorePlus 5.1ja のインストール
CD内容hddコピーしての起動はまだ成功せず、でHDDへのインストールは CD起動して行った(PLoPでusb起動できれるかもだが未確認)。 HDDにインストールしたCorePlusの起動には (hda11にインストールしたとして)
title TinyCorePlus 5.1 ja root (hd0,10) kernel /tce/boot/vmlinuz quiet xvesa=640x480x24 dma=on tz=JST-9 notuc acpi=off lang=ja_JP.UTF-8 kmap=qwerty/jp106 initrd /tce/boot/core.gz を c:\menu.lst に追加。
実際には CDからhddインストールするときに boot マネージャ有にしておき生成された /tce/boot/extlinux/extlinux.conf に設定されてるパラメータをみて 必要そうなのをコピペしてる(たとえば waitusb=5:UUID="…" とか) 画面は640x480、手持ちの 無線LAN PCカードはデフォルト状態ではHW認識が微妙でマトモに使えなかった。usb-lan は最初から差しとけば使える。このへんは調べりゃなんとかなるかもしれないが... 気力ないのでブートできただけでヨシとしてる。
雑感Puppy みなおした、てか、正直 kona black の重量級ぷりにびっくりだった。考えてみればスペック的には当然で、むしろ Puppy がようがんばっとんなぁ、なんだけど。wm等環境の差が大きいのかねえ。(jwm だってそれなりに凝ってるとこあるからも少し軽いのだってありえそうだけど) P3-600MHz あれば kona 選択するだろうけど、Crusoe 600MHz な VAIO C1 では Puppy が一番手間いらずで使いやすいかな、と。(win2kがベターとかいうのは野暮)
DSL や TinyCore はドライバーとかの都合がつけばよいかも。
2014-12-14[日] 24MBマシンで起動できそうなディストリ?(遅延書込12/20) 以前弄った後しまいこんで忘れてたDynabookGT475を発掘。 486DX(75MHz), 24MB(8+16MB), HDD540MB, 640x480(16bit色? 8bit色かも), win98は動いたことあるけどwin95でさえシンドいスペックなので弄るのは不毛だが、24MBで動くGUIなディストリあるかな、と無理ゲー承知、余計な気を起こして弄っていて……外装プラスチック折れる剥がれるHDD昇天、と経年劣化物は丁寧に扱えとの教訓。(躊躇なく捨てれる) と、ま、当初の目標は失われたけど、インストール準備のためにvirtualboxで試した時のメモ.
VirtualBox は mem 24MB vram 1MB(640x480x16想定) HDD500MB 古チップ諸々低スペックに設定 (CPUが速い(i7)のは諦める)。 十数年前か下手すりゃ前世紀のディストリかなと思いつつ、
は起動。(他にもあるだろうけど2つ見つかったしマシン壊れたので打ち止め) DSLは kernel 2.4系を採用したknoppix(debian)派生で最低 486DX 16MBで動くらしい。GUIは jwm (と fluxbox)採用。4.4jpは2008年製(本家最新はdsl-4.11.rc2(2012年) )。 NetBSD 6.1.5 は2014年(最新)のモノので 試しみた(ておくれ)版ではjwm。 配布されてるISO をみてると懐かしいHW(≒厳しいスペック)用が多々あったので試す気になった。
ということで思ってたよりも新しいディストリで見つかった(内部的に相応という考え方もありそうな…) DSL は軽めのアプリ1つ動かすのがせいぜいか(OS起動直後のTorsmo の表示で RAM Usage 11.5M/20.9M)。 エディタ(leafPad)で日本語入力できたりはする。 Dillo でWeb 1(,2)頁 みれる、が次の頁開けると固まる。 firefox は立ち上がらない(64MB環境にしたら立ち上がる)。 LiveCDからHDDインストールするとコピー途中でハングしたりする(32MB環境にすれば可。あるいは boot時のinstall であれば 24MB環境でも可)。 NetBSD のほうはそれよりも重め。xtermでのただのキー入力でさえ重い(32MBならそんなことなく... IMEをMozcより軽量のにすればマシになる?)
と 24MB で動いたといってもi7デスクトップ機なので. こういうのみると、Puppy や TinyCore 等がオンメモリ主体の設計で快適さを得ようとするのは理にかなってるよなあ、と納得。(今回の趣旨には合わないけれど)
DSL4.4jp インストールメモ.わすれっぽい自分のため... VRAM 1MB(640x480 16bit色想定)にしていたため、デフォルト(vga=normal 800x600)では 正常起動できず、bootパラメータとして dsl vga=785 (640x480 16bit)を与える必要あり。 起動時の boot: で "install" を入力すればインストールを行えるが、なまじ日本語化されてるため 英字なCUI環境では文字化けして読めない…… liveCDでの質問項目をメモ。
リブートして初回はrootとデフォルトユーザdslのパスワード設定、 大小英数混ぜて5~8文字を入れる。
その後、途中でエラー。vga の件だろうで、 今時のlinux環境に比べると機器の自動判定は(少)なく vgaやマウスは適切に設定する必要あり。実機だとマウスは ps/2 なりシリアルなり(usbなり)繋げてるのを正確に。VirtualBox だと usb有設定にしてusbマウス使っていても、エミュ内では usbマウスoff, ps/2マウスonじゃないと駄目かも。
2014-11-2[日] カラーキャリブレータ(ColorMunki Photo) を使ってみた
前々回 、色調整についてググっていて気になったのが色キャリブレーション機器。安いのなら1万円台からあって興味そそられてしまう。少し前にデザイナさんと色味のやりとりで手間取ったことがあったりしたので(ディスプレイのRGB輝度を適当に下げすぎてたのがまずかった)... まずは付属ソフトで
ググると ColorMunki Photo は機器性能はいいけれど付属ソフトがゴミ、と評されていてフリーソフトの argyll(CMS) & dispcalGUI を使うのが定番の模様。
付属ソフトのキャリブレーション操作は、1作業1画面で図入りで何するか示してくれるので(ページごとに機器操作のムービー・ヘルプもある)、なんなくディスプレイのキャリブレーションは簡単に行えた。(プリンターはまだ試してない)
解説ムービーは、簡単に原理や必要性を解説していて、見ておいて よかったと思う。(ただプリンターのキャリブレーションの説明みてると面倒くさそうに思えて後回しに...)
流れとしてはカラーキャリブレータをつないでソフトの指示にしたがって
といったところ。 で初心者向けな操作はまあまあよいのだけど... 評判が悪いのは生成される色プロファイルの出来のほうなので、目的からすればとっとと dispcalGUI を使うが吉、と。
argyll CMS & dispcalGUI
argyll CMS は コマンドラインツール群からなる カラーマネージメントシステム(CMS) 。(現在ver.1.6.3)
argyll と dispcalGUI は別プロジェクトのようなので配布は別々、だけど dispcalGUI の Zero Install 版でインストールすれば両方設定されるようでお手軽。 dispcalGUI は他に standalone 版があり、こちらは単体インストール版でargyllを別途インストールする必要がある.(linuxしか試してないけど多分)
Zero Install 版で win8.1(x86), os x(10.9), linux(Mint17. ubuntu14.04用をインストール) とも動作した。
なお Linux Mint 17(Ubuntu 14.04) では、
でインストール可能だったが、バージョンが古く(argyll 1.5.1, dispcalGUI 1.7.1)、バグなのかColorMunki Photo未対応なのか途中でエラー終了し使えなかった。(将来に期待)
上記のサイトを見ながらいろいろ試行錯誤、正直適切な設定ができてるかわからないけれど、しないよりはよくなったと思う。とくにデュアルモニタなんかはわかりやすい。 でもって、前々回の古ノートPCは劇的にマシになった(経年劣化激しい液晶なのであくまで"マシ"なんだけど)
あと dispcalGUI 計測時にカレントの色プロファイルの影響受けてないか気になったが、起動時に x直接初期化してるようで gnome-color-manager のプロファイル設定は無視された状態になり問題なかった。(良くも悪くもgnomeアプリじゃないから当然か)
2014-10-13[月] linux Mint(Ubuntu)で 窓使いの憂鬱 を使いダイアモンドカーソルlinux でも win や mac 同様にダイヤモンドカーソルを使いたいので、キーバインディングソフトの「私家版 窓使いの憂鬱 for linux & Mac (Darwin) 対応版」 を使用させてもらってる。 といってもlinux入PCはディスプレイ繋げず置物化していて、(格安)noteの設定のために数ヶ月ぶりに立ち上げてみればダイヤモンドカーソルが効かなくなっていて... なんぞ設定変わった?
と、ま、そんなこともあり、linux Mint 17(Ubuntu 14.04系) で窓使いの憂鬱をダイヤモンドカーソルで使用するためのメモ.
ざっくり やったことは
な感じ。
IME の設定キー配置的に CAPSLOCK/英数キー をダイヤモンドカーソルする拡張キーにしたい。 IME で 英数キー が使われていると不味いので、IME の設定(プロパティ)で英数キーを使ったものをすべて削除か別のキーに割り当て直しておく。 例えば Mozc なら "(スタート)メニュー"→"設定"→"Mozcの設定"→"一般"→"キー設定の選択"の処の"詳細"→(各種キー設定) あたり. (複数のIME入れてるならそれぞれ対処... 面倒なので己はAnthy削除してMozcだけにしてる)
mayuのダウンロード、コンパイル、インストールhttp://www42.tok2.com/home/negidakude/ から mayu-0.12.1.tar.gz をダウンロード.
適当なフォルダで展開(tar xvzf mayu-0.12.1.tar.gz)し、そのディレクトリに移動(cd mayu-0.12.1). その中に入ってる README(or INSTALL) テキストを参考に作業...だけど2011-11年以降の環境の変化でそのままでは駄目な場合があり、ググれば幾つかのサイトで対処方法が公開されているのでそれらも参考。
まずライブラリをインストール.
ubuntu系だし起動時から使うので
./configure は こちら等にあるようにエラーでるので
make するとエラー出るので先のサイトに書かれてるように msgstream.h の setp を this->setp に置換(3箇所)してから
自動起動
こちら で公開されてる定番のスクリプトを使わせてもらう。
ググると対処されてる方がおられて、こちらの頁. #!/bin/bash # Start/stop the mayu daemon. # ### BEGIN INIT INFO # Provides: mayu # Required-Start: $remote_fs $syslog # Required-Stop: $remote_fs $syslog # Default-Start: 2 3 4 5 # Default-Stop: 0 1 6 # Short-Description: mayu # Description: Enable service provided by root # ### END INIT INFO に置き換えた. /etc/init.d/mayu ができたら ([追記] update-rc.dの指定違い等修正) sudo /sbin/insserv -v mayu あるいは
で自動起動されるように設定.
ダイヤモンドカーソルな定義ファイルダイヤモンドカーソル、てか、vz系の操作を元に 設定してみたキー (ここでの ^ はCapsLock/英数キーの意)
書いてみた定義ファイルの内容は以下
include "linux109.mayu" keymap2 Q2 key *r = C-HOME key *c = C-END key *s = HOME key *d = END key *f = C-F key *a = C-H keymap Global mod mod0 = !Eisuu key M0-e = Up key M0-s = Left key M0-d = Right key M0-x = Down key M0-r = PageUp key M0-c = PageDown key M0-h = BackSpace key M0-g = Delete key M0-a = C-Left key M0-f = C-Right key M0-t = Home key M0-v = End key M0-q = &Prefix(Q2) key M0-TAB = Eisuu こいつを ~/.mayu でセーブ.
"置換"(^QA)はソフトによって結構キー違うものなので定義しないほうが無難かもだが、GEditが MS(VS)系を踏襲した CTRL-H だったのでそれを設定してる. HOME,ENDの扱いはmacよりWinと同様のことが多そうなので そのあたりは素直に設定。なのでmacと違い^t ^v の必要性ないけれど自分が使うかもで用意(いらなければ削除)。^TABでの英数(CapsLock)キー動作は...自分で使うことはほぼ無さそうだけど念の為用意.
ひと通り設定がすんだら、再起動、問題なければ CapsLock/英数キーでダイヤモンドカーソルできるはず.
2014-10-12[日] 古noteでlinux ―― linux(gnome) で経年劣化した液晶モニタの黄色具合の改善少しはマシな実機でlinux環境を常設したく、ちょっと前にヤフオクでOS無のジャンク扱いな core2duo(1.6GHz) 2GB の古ノートPC(FMV s8245)を入手。 外装禿げてるし画面もキーも黄ばんでるけど バッテリィは電源抜いても即落せずそれなりに持つし、 送料手数料込 4000円位の7歳児としてはまずまず。 (core i系はまだ高くなりやすいけど、core2duo は64bit使えて性能の割に安く入手しやすい感じ) とりあえず linux Mint 17(cinnamon) の64bit版をインストール、すんなり動作。あっけない。
で、まともに使えてると気になるのは画面の黄色具合。 BIOSみてもディスプレイのRGBを調整するような項目はなく、 Win の(Graphics Card)メーカー製ドライバ/ユーティリティのようになんらかの色味調整機能が、linuxでも何ぞないかなとみてみれば、 "(スタート)メニュー"→"設定"(または"システム設定")→"色(カラーマネージメントの設定)"~ がそれっぽい。(他の gnome環境でも gnome-color-maneger がinstallされてたらたぶんそれ)
が、用意されたプロファイル(iccファイル)を選択できるが、直接色を調整する機能はなさそうだ。(キャリブレーション機器があればそれを使っての設定はできる模様)
ただ、プロファイルの一つに Blue(Bluish.icc) というのがあり設定すると画面が青みがかる。 つまり、今の液晶のへたり具合を補正するような icc ファイルを用意できればよさそうだ。 iccファイルを覗くと vcgt というタグがあるようでそこにガンマテーブルぽい値も見受けられる。 (ただ たいていのiccファイルにはvcgtタグは入ってなくて一部ディスプレイ用のiccファイルに入ってる模様。 カラーマネージャの解説されてるページからすると、そもそも vcgt タグは正式なものじゃなくメーカー(apple)拡張のようだ)
で、iccファイルを作成するツールがあれば(あるいは直接rgb調整できるようなツールがないか)、とググってみたけれど、よさそうなものをみつけられず。
きっと他にも何かあるだろうと思いつつ、そんな厳密なことやりたいわけじゃないし探すのも疲れたので、icc ファイルを弄ってなんとかならないか画策。 Gamma6500k.icc , Bluish.icc のバイナリみてると、vcgtタグ自体はいろいろな形式ありそうだけど、この2ファイルに限れば、わりと単純なテーブル(2バイト符号無整数を256個3チャンネル分)のようなので、簡易にr,g,b別に線形で設定するプログラム作ってガンマテーブル書き換えてみたところ、すんなり出来た感じ。 (cソース)
いや、すんなりは嘘か。パラメータや名前の設定具合が気に喰わないのか、作ったiccファイルをimportしても反応無かったりマシン再起動したら有効になる場合があったりと微妙な挙動だけれど、とりあえず変更したプロファイル(iccファイル)を1つ設定できた。
と、このネタ書いてる途中で、xgamma -gamma で設定かえると元の色バランスに上書きされるのに気づいた。ということは、vcgtなパラメータを書き換えてるということなのだろうか。 (まだ適切なパラメータ設定をまだ見つけられてないし、起動時にxgammaを実行させる手間もあるので、iccファイルで出来る現状のほうがベター、と思おう)
2014-6-20[金] 古PC に 軽いlinux を入れる
P3-800 世代に kona linux
あいかわらずタマに軽いOS(ディストリ)をインストールしたりして遊んでいる。
最近のお気に入りは konalinux (v2.3 2014-06-03|12付近)。
軽さというならば TinyCore Linux(TinyCorePlus) のほうが頭一つ抜けてる感じだけど、 live-cd ベース オンメモリ運用前提で用意された範囲外のことをしようとすると手間が大きく(てか やれてない)、 その点 konalinux はHDDインスールのdebian環境で普通に apt-get 等できるので普段の延長で弄れて遊び甲斐あり。(いや、すぐ放置になるのだけど)
選ぶ kona のエディションは、メモリが384MB以上あれば full(-i386)版、256MB以上あれば light(lite)版、それ以下(でも192MBほしい) なら black版、
といったところだろうか。もう数世代後のスペックのマシンなら リッチなWMのエディション選ぶのも。
firefox を常用してるので、最終的には firefox (や Libre Office) が最初から入ってる full版を選択した。 ※手持ちの NetVista は CD-drive かつ USB ブートのできない機種だったので、full版を入れるため一時的に 3口のIDEケーブルさしてDVD接続でしのいだが(電源はIDE->USB変換機器のものを流用)、CD|FDD で boot してから USB 起動するツールもあるようなので、なんとでもなりそう。 ※ konalinux の配布物はバージョン名が同じ(2.3)まま ちょくちょく差し替わっているので、ダウンロード時期によって微妙に状況変わってることあり。
P2-400 世代
で、最近、親戚のとこの古いデスクトップPCが2台ほど巡り巡ってウチにやってきた。 デスクトップでも静音電源が当たり前になって久しかったので... 昔は こんなうるさかったんだよなあ。 P3-800のNetVistaも音してるけど、一応静音タイプの代物で、十数年前のPCの常識で思えば静かな部類だったのだと再確認。
とりあえず HDD 換装して kona linux いれてみることにするが、80GB とか 120GB のHDDが認識されない...
どうやら 32GB が最大の頃の代物らしい。10GBや30GBのHDDを繋ぐと認識(80,120GBでもジャンパで32GBに設定すれば使えたはず)。
さて、肝心の kona linux だけど... もっさり。
と、 TinyCore Linux を動かすと win98やwin2k に匹敵する体感。さっすが。
この世代については、下手なことせず win98/win2k 動かしてるほうが幸せ、でも GUI有 linux 動かしたいなら TinyCore Linux (TinyCorePlus) あたり...というのが己の結論。(自分でチューンできる技量のないものとしては)
てな具合に弄ってみたはいいけれど、スペック低いし騒音がつらいので、箱だけ残して中身(電源やM/B)は手持ちの余りパーツで置き換えよう ... と思ったのだが、
そこはメーカー製パソコン、一見汎用パーツのようで、そのままじゃあ換装できない要素が細々あり、結局、粗大ゴミになりそうな結末。
2013-9-22[日] PCKeyboardHack, KeyRemap4MacBook でのダイヤモンドカーソル(^QF 有)設定バッテリー妊娠で放置してた macbook を復活中(バッテリー新調)。実質win7機としてしか使ってなかったのだけど今度こそmac(osx)をそれなりにさわろうかと(未だにmacよくわからん)。macbookは昔買ったlate 2008 な奴なので今更すぎますが新しいの買うまでには至らず。メモリ8G,ssd250G にしたのでまだなんとかなるかな、と。osx10.8 や win8 (win7入れ直してwin8upgrade) にしたはいいけど、まず、何より辛いのはキーボード。普段PCのテンキーレスキーボード(フルキーボードからテンキーだけ無くしたタイプ)常用、それがないならダイヤモンドカーソル(VZ系)配置必需、という自分でも少し困った生態ですが抜けられず、で、windows環境については自前ソフトで対処だけど mac 側はさて... といっても mac 側の選択はやっぱり PCKeyboardHack, KeyRemap4MacBook のインストールがベストの模様。以前だって入れてましたが、その能力を発揮できていなかったようで(ソフトが発達した面もありそうだけど)、今回本気で設定してみたら、ダイヤモンドカーソルで^QFとかの 2 ストロークキーも使えて、かなり幸せでした。 ということで、以下、PCKeyboardHack, KeyRemap4MacBook の設定メモ. ※[追記] PCKeyboardHack は OS X 10.8 用以降は"Seil"に、KeyRemap4MacBook は OS X 10.9用以降は "Karabiner" に変名された模様. ※[追記] ( こっち ) で 窓使いの憂鬱 を使ってlinuxのダイヤモンドカーソル対応してみた 日本語キーボードを接続する場合
PCKeyboardHack で、For Japanege の 3つをチェックする(Enable NFER Key on PC keyboard. Enable XFER Key on PC keyboard, Enable KAATAKANA Key on PC keyboard). ※ 無変換キー=IME off 変換キー=IME on なので 全角/半角キーは使うこと無く. 無理に全角/半角キーを使うことは考えず、むしろ、このほうが楽なので、windows 環境も 無変換を IME off にすることにした.
ダイヤモンドカーソル関係
実は KeyRemap4MacBook の Change Key の項目に Diamond Cursor 等各種変更があるので、好みのがあればそれを使うのが吉... だけど好みにあうのがなかったので自分で private.xml を書くことに. やりたいことは、他の修飾キーによる動作を壊さずに、別途CapsLockキー同時押しでダイヤモンドカーソル移動等VZ系の基本操作すること(簡易に実現できる範囲のみ用意)
まず CapsLockキーを別のキーにするには PCKeyboardHack で、
CapsLock については、これだけでなく、macos本来のキー設定でCapsLockを無効にする必要があるらしいのでそれも行う.
次に private.xml の作成.
設定方法は KeyRemap4MacBook の Misc & Uninstall(タブ) の Open private.xml を開けて、作ったものを上書き. Change Key(タブ) で ReloadXML して項目が現れたら必要な物をチェック.
作ってみた設定項目は、(以下ここでの ^ は右Ctrlの意)
生成するキーは標準のテキストエディタ準拠。
作成にあたってはググっていろいろ参照…ちゃんと控えてなかった。まあ 2 ストロークキー以外は難しいことはなかったです。
(追記: 2ストロークキーの設定では参考元にあるように config_only を使用。使わずオーソドックス?な方法だとたしかに "キーリピートが止まらない" 症状でした。ただ VK_CONFIG_SYNC_KEYDOWNUP_???? の使い方がよくわからずウマく設定できず、他の方の2ストロークキーの設定で使われてる VK_CONFIG_FORCE_ON/OFF を真似ねてみたところ希望の動作になりました。
※他の方の設定みてるとアプリケーション別とかの対応をされてたりして、結構高度なカスタマイズできるようですが、そこまでの気合はなく. ※ 編集キーの役割が違うので配置的にPCキーボードに拘る必要ないけれど、キータッチ感のために変える値打ちはある……が、テンキーレスキーボード、リアフォ 91U を繋ぐと右側の日本語キーボード配置な記号群が英語キーボード準拠に化ける。数字キー部分の記号は日本語準拠なので解せない。FILCOの茶軸やFujitsuの8769 を繋ぐと問題なく入力できたのでそちらを使えばいいのだけど、ちと敗北感あり。
※追記:そもそも己がダイヤモンドカーソル使うようになったキッカケが、むかーし FM-11(OS-9)とPC98(DOS)を使ってたからで、違う文化圏のマシンを触る限り二十ウン年前と問題はかわらんし解決方法もまた……なんですが、どうせ覚えるなら emacs やら vi(m) のほうが幸せだったかもな、です(今更その気はないけれど)。unix系osは生き続けemacs,vimユーザーも新規ユーザーがいるわけですが、 DOS(CP/M) 系の操作は Windows に殺されたので、未だにダイヤモンドカーソルに拘ってる人はおそらく40代付近以上……滅んだ操作体系で 小指痛くなることもあるけれど 左手のみですむ移動操作は(特に左利きには) それなりに幸せかもとは、言っておこう。 テキストエディタ物色中さて、最低限キーボードを触る気になれるようになったけれど、問題は常用できそうなテキストエディタがあるか……まだ物色中。
決定打は今のところなし。Windowsではなんだかんだで秀丸(VisualStudio風キーカスタマイズ)に慣れすぎて……全角空白可視化したいしvz由来のスタック型カット&ペースト必需だし tsv,csv モードもなるべくほしくetc…(後半わがままなのは自覚. 正直エディタを使いこなせてるかというと?な奴だし)
NxWineで秀丸 は 思いの外動いてくれて良さげだったけれど、細かい不具合はあるにはあるし、キー操作でタブ切り替えると窓のフォーカス離れるのでいちいちマウス操作することになり今は諦め。(他の商用winエミュソフト使えばマシなんだろうか?)
性能的には sublime text 2/3 がよさそうだけどシュアウェア購入に見合うかは微妙. この金額払うのなら秀丸で使ってる機能がほぼほしいと思ってしまい…(スタック型カット&ペーストはありそ?なくてもスクリプトでなんとかなりそうな気配だけど tsv,csvモードは無さそ?。アウトライン表示とかはどうだろ). win,mac,linux 用があるのは魅力だけど(ああwin版はime入力窓が追従せず離れて表示されるのは嫌状態). フリーのだと mi, TextMate2, komodo edit あたりか. mi は日本人作者だしシンプルでとりあえず使う分にはよさげ……キーカスタマイズが部分的なのでもう少し設定できればと思う(理解が足りてないだけ?) komodo edit はIDE的要素つよくてテキストエディタとしてはちょっと重め、だけどこれもオープンソースだし win/mac/linuxあるのは魅力か. TextMate2 は元々商用でそこそこ評判がよかったものがオープンソース化したものらしく高機能、だけどごちゃごちゃしてる感じ、でも日本語の解説頁はままありそう……あ今ググってこれみたらデフォルトでスタック型カット&ペーストできた。これは俄然興味わいてきた ……もうしばらく右往左往してます。
2013-6-16[日]前回の影響もあって、windowsで動くCコンパイラの機能を比較した頁、
を書いてみた。ざっくり kr,c90,c99,c11 およびvc・gcc拡張の機能を試してる。
2013-5-26[日] c++03コンパイラの機能実装の比較昔 ow や dmc のc++の(文法)実装状態をチェックしてる表をみたことあったなあ、と探してみれば、すぐみつかる. http://cmeerw.org/prog/freecpp/ 最終更新が2006で、それ以前のコンパイラの比較だけれど、チェックプログラムのソースが公開されていたので、ow 含むそれらよりも新しい(ヴァージョンの)コンパイラで試してみた。 もとより網羅されてるわけでないし今時のc++11世代のコンパイラの比較としては不十分だけど(SFINAEのチェックもなさげ)、owやdmcが以前よりよくなっているかを見る分には、と。
bcc 5.5.1 を表に加えるんじゃなかった...面倒増えてしまった(いや本当はpassしてるのもひと通りみたほうがよいくらいだけど)
2013-5-21[火] open watcom v2年始くらいに某2chスレで 年末に2.0でるかも(ソースはニューズグループ)、とか書かれていて、けれど、watcom のサイトのデイリービルドみてもちっとも進んでなさそうで、ほんとかしら、と首をかしげてたのですが、今日、検索しててみかけました。 https://github.com/open-watcom どうやら open watcom v2 を非公式にフォークしてたらしい。 リポジトリ覗くと、24時間以内の更新とかあって、そこそこ活動してそうな雰囲気。 といってもスタッフ的にお二人の名が書かれていたのでこじんまりとしたものなんだろうけど。 v2 ってことは Version 2 todo list の内容を目指しているのでしょうかね。どうなんだろ。watcom c++ の実装自体は c で書かれていて結構大変そうにも思いますが... まあちょっと楽しみです。
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